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Oimachi Act./おい街アクト

パット・ブーンは富裕層ウケをねらったシンガーだ!

2022.01.27 03:00

日本ではポピュラー・ヴォーカルの"貴公子などと称され、イメージはクリーン。エルビス・プレスリー、その後のビートルズやストーンズと対象的な位置にあると思われているのが、パット・ブーン。

 

ロックン・ロールのエルヴィスに対して、正統派で礼儀正しく誠実(?)、明るい、清潔感にあふれた(?)、これがパット・ブーンであった。

 

ところが、パット・ブーンのデビューはプレスリーよりも1年早い、そして当初は黒人音楽を唄っていた!! そうR&Bを。

 

彼の初ヒット曲は「二つの心」。チャームスという黒人グループのカヴァー曲。これが全米1位に。

 

2枚目はミニオン・セラーになった「悪いのはあなた」。これはファッツ・ドミノの作品。

 

他にもリトル・リチャド、エル・ドラドス、フラミンゴス、ジョー・ターナーなどの曲をカバーして、ヒットさせた。

 

黒人音楽を白人が唄い、"音楽界"に貢献したのがパット・ブーン。

 

が、エルヴィスの人気に反目するように、パット・ブーンの唄の世界はバラード・ポップスへと変化していったのだ。

 

いかにもニーズのバランスをとりながら、商品としての音楽を売るアメリカらしい。

 

1955年から1993年迄のアメリカのヒット記録を集計してみると、1位がプレスリー、2位がビートルズ、3位がスティーヴィー・ワンダー、4位がエルトン・ジョン、5位がジェームス・ブラウン、6位がストーンズ、そしてパット・ブーンは7位にランクされている。

 

パット・ブーンの「砂に書いたラヴ・レター」「四月の恋」「悲しきカンガルー」あたりは、知られているヒット曲。

 

僕は個人的に「涙のムーディー・リヴァー」そして「栄光への脱出」が好きだった。

 

今日は「涙のムーディー・リヴァー」を聴いて下さい。