バウロン（１）。

バウロンというのはアイルランドの打楽器です。

新婚旅行でアイルランドに行った際、お土産に買いました。

小さな楽器屋に置いてあったのを気に入って買ったのですが、多分数千円くらいだと思います。叩けなくてもインテリアになりそうだったので良いかなと。

その時はバウロンの知識は全く無く名前さえ知りませんでした。

ただなんとなくアイルランドの伝統楽器であることは知っていたので記念にもなるかと思ったのです。

打楽器には興味がなかったので長い間バウロンは使われることなく眠っていたのですが、ひょんなことから当時活動していたユニットのボーカルにバウロンを叩いてもらうことになりました。

ボーカルに何か楽器を弾いてもらおうと提案したのですが本人はあまり乗り気ではありませんでした。

キーボードやリード楽器も経験あったのですが、全くやる気無し。

そんな中でバウロンには興味を持ってくれました。民族系の曲が好きだったんですね。

ところが誰も叩き方がわかりません。

Youtubeにアップされているレッスン動画を見つけて、講師がやるように叩いてみるのですが、ぜんぜんうまくいきません。

バウロンはティッパー（スティック）を使って音を出すのですが、動画のように手首のスナップが滑らかにできない。仕方なく素手で叩くことになりました。

結構いい感じに音が出てたので、ライブでも使うようになりました。

それで調子に持ってamazonでもう一つ購入。よく見かける小ぶりなタイプ。

でも、音が曲に合わない気がして、こちらはライブでは使いませんでした。

勿体無いので小さいのは私が動画を見ながら練習を始めました。