『心理的安全性のつくりかた』を読んだ
2022.01.28 01:40
最近、心理的安全性のキーワードが目に付くことが多くなった。
書籍も何冊も出ているので話題に上ることも増えた。
この『心理的安全性』という概念。
全く新しいものではなく
50年以上前から研究されていた分野である。
それが近年有名企業が取り上げたことから
再び注目されている領域である。
この本の趣旨の1つでもある
『心理的安全性』が高い組織のほうがパフォーマンスが高い、ということ。
私自身、起業してから組織づくりにおける
さまざまな失敗を繰り返す中で、
偶然にもこの結論に至っていた。
- 自分が関心があって気になっていることは、常に部下に伝える
- 自分がやってほしくないことだけは先に伝える
- 部下が話があるときは先に聞く。遮らず、最後まで全部聞く
- 部下が失敗したときは叱る前に問題解決を支援する
- 部下とは、仕事のオンの場面以外は、イージーでいい加減な会話をたくさんする。ただし、友達にはならず距離をおく
- 部下が新しいアイデアを出してきたときは、100%受け入れて賛成する
そして、これらを実行する方法を真剣に考えて結論を出す。
リーダーになる人
部署を任されている人
などは、必ず身に着けておいてほしい考え方だ。
そして、相手を受け止めること、相手に合わせることが苦手な人にとっては
一読の価値がある良書である。