「空家」についてのお話・・・③
こんにちは。おはようございます。こんばんは。お疲れさまです。
今日の宮古島のお天気は雨模様で時折ですが遠くから雷鳴も聞こえてくるような、やや荒模様な朝を迎えましたが、午後に向けて晴れ間が広がってきて、結局「晴れ」の一日でした。気温も上がり、車の窓を全開にして走っていて風が心地良いと感じる日中でした。週初めが好天に恵まれると、一週間通して楽しく過ごせませんか?自然とやる気スイッチもオンになる感じです。因みに、みなさんはどうやってやる気スイッチをオンにしてますか?僕は何もせず天候や時が解決してくれるのを待つ派です(笑)
さて、今回は前回の「空家」についてのお話②の続きを書いていこうと思います。
「空家」に管理で徹底すべき点の続きになります。
3.雨漏れ・水漏れの有無を確認すること
想像してみて下さい。もし「空家」で雨漏れや水漏れを起こしていたらと…。管理されずにそのまま放置されていたらどうなるかと…。
答えは単純明快。壁や畳にカビが発生し、やがて床材や天井材の木部が腐り始めるんです。壁の表面や畳だけのカビで済めば良い方です。壁紙を貼り替えたり、畳を交換すれば済む話です。しかし、構造材(床や天井の下地材も含む)にまで被害が及んでいる場合、簡単な修繕工事では済みません。「空家」といえども大切な「資産」です。その「資産」の価値が著しく減ってしまうんです。到底看過できませんよね。
雨漏れや水漏れのチェックは目視で十分に可能です。壁や床、天井などに「シミ」のようなあった場合は雨漏れや水漏れを疑ったほうが良いでしょう。しかし、特に雨漏れの場合は「どこから漏ってきたのか」という場所を特定するのが困難です。特に宮古島の場合は暴風を伴う豪雨や雷雨が多い場所です。普段の雨では漏らないが、風向きや風邪の強さによっては漏る場合も多々あります。なので「怪しい」と思った場所を徹底的に塞ぐ必要があります。
また、前回の記事にも書きましたが室内の換気を怠ったために発生する「カビ」もあります。「カビ」を見つけた場合は「湿気」が原因なのか「雨漏れや水漏れ」が原因なのかを見極める必要もあります。
いずれにしても、肝心なのは「早期発見」です。「空家」を見に行く際は必ずチェックを徹底しましょう。
4.お掃除を行うこと
「空家」とはいえ、お掃除も不可欠です。室内はもちろんお庭がある場合はお庭の手入れも忘れずに行いましょう。
お庭を放置しているとたちまち雑草が生い茂り、害虫を含む虫の棲家となってしまいます。また、植栽の枝葉が隣地隣家との境界を越境してしまい、余計なトラブルを生んでしまうリスクもありますし、何よりも「見た目」が悪くなるだけです。「見た目」が悪くなることイコール前回の記事にも書いた「特定空き家」に指定されてしまうリスクが高まるということにもなります。
もし、頻繁に空家へ通えない場合は予め植栽を抜根しておくか除草剤や防草シート等を用いて未然に防ぐ方法もあります。
以上が徹底すべき点になります。
これ以外にも…
①外壁や軒裏、屋根の状態の確認
外壁や軒裏などにひび割れや脱落等がないかどうかの目視点検
②雨樋やベランダ、屋根の薄い排水口の確認
雨樋が割れていたり外れていないか、また、ゴミや落ち葉で排水口が詰まっていないかの目視点検
③近隣への挨拶
近隣へ挨拶へ伺って周辺環境の変化等様子を伺う
④防犯上の配慮確認
ゴミの不法投棄や自転車やバイク等が放置されていないか
などの点も大切です。最初のうちは大変かもしれませんが、何度も通っていればルーティーンワークとなってきます。なので、最初が肝心です!
今回は以上になります。
いかがでしたか?「空家」を管理するということは、ご自身がお住いのお家を管理するのと同等、場合によってはそれ以上の労力が必要になってきます。実は、その「労力」以上に負担になるかもしれない「リスクとコスト」について、次回のブログでお話していきたいと思います。
それでは、次の更新をお楽しみに!
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