ホームページの集客はページ数を増やすこと
ホームページの集客はページ数を増やすこと
大企業と比べると知名度が圧倒的に低い中小企業では、社名で検索されることはほとんどなく、サービス名で検索しても結果一覧の1ページ目にランクインすることは滅多にありません。
ホームページを作ったからと言っても集客できないとなると、反響も期待できません。
ホームページを作れば集客できるといったことはもう20年以上も前の話で、今は、事例やブログを更新するなど、納品されてからページ数を増やすことが集客の常識。
インスタグラムやYoutubeのフォロワー集めでも毎日の投稿が必要なように、ホームページも運用面での努力が大切です。
今日のブログは、「ホームページの集客はページ数を増やすこと」と題して、これしかない!という集客方法について説明したいと思います。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
集客力強化には、検索意図にマッチしたページを作ること
集客に成功しているホームページは、ほとんどが数百~数千ページもあり、そのうち何ページかが複数のキーワードを組み合わせた検索で上位にランク入りを果たし集客しています。
複数キーワードは、単独キーワードほどライバルが多いわけではありませんが、検索意図がハッキリしていて、それにマッチするページも少なく3ヶ月~1年ほどで上位にランク入りする可能性があります。
ですから、2語~3語と検索に使われるであろうワードを探し出し、タイトルやページの文章に盛り込んで新しいページを作るとアクセスが集まりやすくなります。
たくさんの組み合わせを見つけ出し、それぞれに対応したページを作ることで、検索ボリュームは少なくてもクリックされる確率が上がり、集客につながるというのです。
キーワードと一致した内容のコンテンツに
GoogleのURL入力欄で、調べたいホームページのURLの頭に「site:」と追加しenterを押すと、そのホームページのページ数(インデックス数)が表示されます。
入力例:site:https://www.abcblog.co.jp/
インデックス数とは、検索エンジンがホームページを巡回し、データベースにその内容を登録(インデックス)したページ総数のこと。つまり、実際のページ数とは若干異なる場合がありますが、ほぼ「インデックス数=ページ数」となります。
インデックスされる単位は、10ページあれば10個と巡回されたページの数だけ登録されます。
Googleはこのインデックスした情報を元に、検索利用時に結果一覧に表示しています。検索順位が上に来るのかというと、ただインデックス数が多いということだけではそうとは言えません。
キーワードと一致した内容のコンテンツであったり、Googleの持つ検索基準を満たさなければ評価は上がりません。
ロングテールキーワードを狙う
複数のキーワードの組み合わせで構成された検索キーワードは「ロングテールキーワード」と呼びます。
「ホームページ制作会社」や「税理士」など、検索ボリュームが多いビッグキーワードとは異なり、2語~4語と語句が増えるこの「ロングテールキーワード」が設定されたページは、検索利用者の意図とピッタリ合う確率が高く、反響につながる率も高まる傾向にあります。
例えば税理士事務所の場合で考えると、仮に検索利用者が「〇〇市+相続税申告+税理士」と検索したとします。
この検索利用者の意図は、「〇〇市で相続の申告について相談できる税理士はいないか?」と想像することができますが、そんな時に、「相続税申告」について詳しく説明したページを作っていれば、検索で上位にランク入りする可能席があり、反響にもつながりやすくなるのです。
さいごに
如何でしたか?
今日は、「ホームページの集客はページ数を増やすこと」と題してお話してきました。
とにかく、今は集客に効く特効薬ありません。効き目のあるのは検索キーワードのバリエーションが豊富なホームページを作ることに尽きます。
今、ホームページはSNSやブログも含めて、決め手は“投稿数”です。
その努力こそ、報われる時代になったのです。