さよなら、ピストン列車
2009.10.19 14:12
2009-10-19 23:15:53 | 1日の記録
毎日正午近く、石灰石を大量に積んだ長ーい貨物列車が宇部の街を走ります。
日常的な風景なので特に興味を持っていませんでしたが、
最近は三脚を持ったカメラマンがやたらと目に付きます。
踏み切りや駅にぽちぽちと人が写真を取っていて
「何か知らんけど、全国的にも珍しいんかなぁ?」と思っていました。
そしてこないだTVのローカルニュースで真実が判明したのですが、今月18日で廃止となるそうです。
理由は貨物車の老朽化と時代の流れだそうで、そろそろ見納めとなります。
その時に加えて知ったのですが、この貨物車はJR美祢線の重安駅で500t近い石灰石を搭載し、
それから美祢線→山陽本線→宇部線と走りついで、宇部市内のとある工場まで輸送していたそうです。
最盛期は1日20往復も走っていたそうで、これで美祢線は当初の目的を果たした終えた事になるらしい。
昨日の正午過ぎ、家族3人で家の近くの踏み切りへ行きました。
当たり前のように貨物車がやってきましたが、先頭には「さようなら、ピストン列車」と書いていました。
俺は写真を撮るのに一生懸命で気付きませんでいたが、運転手さんが嫁と息子に手を振ったそうです。
因みに写真は以下のようにイマイチです。やっぱり俺は動いている物を撮るのが下手だ。
線路沿いに仕掛けておいたハンディカムはいい映像を捕らえたのですが、
それをMPEG等に変換する方法がわからん・・・。
電車を待つ。
電車が来た。
これで見納め。
ところで何でピストン列車?というのだろうか?
ピストンと聞いて真っ先にマグナム北斗が思い浮かぶ、低レベルな俺・・・。
まぁ、いいや。あえて調べんでおきます。