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言葉(ことば)とは 定義が何より重要です

2022.11.19 07:44

https://www.aijapan-home.jp/article/15167037.html 【言葉(ことば)とは 定義が何より重要です】より

言葉とは何か哲学的な問いといえますがアイジャパンでは「生きていて、心と連動し、現実を形づくるもの」と定義しています。人の心は言葉でできているという考え方です。

より踏み込んだ表現をするならば、行動をおこすことが現実世界の言葉と言えます。

※背中で語る・・・知識・見識でもなく行動を伴う胆識です

「感性を磨く道具であり、人生を豊かにする」一方で、「良くも悪くも人の考え方(思考)にはじまり現実を変えてしまうもの」が言葉ともいえます。

きれいではない言葉を平気で使用できる人は、残念ながら心の中も同じで、よくない行いをしている(していてもおかしくない)と考えることができます。

ゆえに美しくきれいな言葉を適切に使うよう”意識”する必要があると考えます。

但しあたりさわりのない言葉という意味ではなく、一見きれいではない言葉でもそこには本気の言葉、厳しくもあたたかい言葉がある場合もあり常に例外はあります。

※美しいとは「心地よい印象を与えるもの」と定義しています。

【社会問題】

世のなかの問題の多くは、きれいな言葉を使わないことと、言葉の意味を正確に理解せずに、思い込みやなんとなく使用しているため、コミュニケーションの不一致が生じ、現実がズレてしまうことに起因している考えております。

例えば友達は何人ですか?と学生に問いかけた場合、100人という人もいれば1人と答える人もいる一方で定義を明確にしたら100人と言っていた学生は実は1人ということもあるのです。

定義を示さずにいたら、なんで君が100人なんだとか1人しかいないんだとか学生同士で言い合いになってしまうことも・・・

このような会話程度なら害はないですが、国際社会で国同士だったら・・・

※アイ・ジャパンとしては、お客様、読者の皆さまに正しくお伝えするため、重要な言葉に関して「○○とは~です」や「○○とは一言でいうと・・」というように言葉の本質をとらえる意味をお伝するよう努めています。

【判断基準】

日本語は美しい言語と言われていますが、良くない行いを平気にできる者(時)や、治安の高くない地域や国は言葉がきれいではない場合が多いと思います。

美しくない言葉(単語)がたくさんあり、平気でそれを使う人(時)が多いといえます。

※厳密にはきれいでない方言や言葉はなく、あくまで単語や用語のことです。

言い争いをしている国同士や、人やネット上の書き込みでもなんでも、きれいではない言葉を使う方がだいたいよくない(稚拙、未熟)と思って間違いないと思います。

脱線しますが、「お前」という言葉を使う会社や夫婦で良い関係はまれです。

(人の本性があらわになる弱い立場への)子供に感情的に語気を強めて「うるさい!」という言葉を使う大人が少なくないですが、落ち着いてゆっくりと「静・か・に・し・よ・う・ね」と(相手を尊重し)同じ目線で目をあわせて優しく言うのが適切です。

哲学者アランの名言に

「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」という言葉がありますが、「きたない言葉は気分(幼稚・未熟・惰性)によるもので、きれいな言葉は意思(大人・品格・理性)によるものである」という言葉に置き換えたいものです。

【コミュニケーションとは】

よくコミュニケーション能力が高いとか低いとかいいますが、そもそもコミュニケーションとは何でしょうか?

コミュニケーションとは「本音であり、五感であり、互いを知ること」と定義しています。

※五感とあるように言葉は時に補助的なものともいえます。

多くの場合、人それぞれ認識が異なり、話し好きで社交的な人をコミュニケーション能力が高いと認識する傾向にありますが、この定義に従えばそうとは限りません。

※挨拶もコミュの一部ですが目をみて挨拶ができない人は低い傾向があります。

見た目や話し方から話し下手にみえても、相手の気持ちを理解し言葉を選んで相手の心をつかめば低いとはいえず、一見話し上手にみえても一方的で、相手ががまんして聞いているような関係では高いとはいえないと思います。

行動は言葉よりも雄弁(Actions speak louder than words.)ということわざがあります。

(筆者は襟を正す側ですが)どんなに立派な言葉を並べても、実行が伴っていない言葉は空気のように重みがなく、周囲から軽く見られます。

言葉に温度がなく冷めた言葉になり相手をしらけさせます。

余談ですが、日本人(語)はあいまいという表現があり、ストレートに表現しないため、何を考えているかわからないという批判もありますが、日本人は非言語(右脳型)の感じる能力(第〇感)が高く、21世紀は世界(左脳型)が日本においつく時代です。

【いじめとは】

弊社事業とは一切関係ありませんが、(本質的な課題を解決する企業として)大きな社会問題でありイメージしやすいため、異論反論は承知の上であえていじめを例に取り上げます。

いじめが増加し不登校や自◯など残念なニュースを見聞きします。

原発で避難をよぎなくされた福島県出身のお子さんがいじめられるというニュースには憤慨を覚えました。

アイジャパンなら「一方の心が折れてしまいそうな状態」と定義します。

新聞で専門家の見解として長い定義が示されていたのを読みましたが、これではダメだと思いました。

そもそもいじめは減らすことはできますが、(残念ながら)なくすことはできません。

なぜなら、人は未熟であり弱いためです。

そして社会全体で起きていることだからです。

【2パターン】

いじめが起きる原因として大きく2パターンあると考えます。

ひとつは目立つ相手に対して面白くない(めざわり・じゃまな)心理が働き集団で引きずりおろそうとする場合と、※サッカー世界一のC・ロナウドがM・ユナイテッドに加入当初にいじめにあった話は象徴的なことです。

日本では嫉妬文化が根強く陰湿なものもあります。

単に遊び心によるからかいたい心理で違い(変わっている・少数)がある相手に対して、自己顕示欲から優位性(優劣)を示したく、(弱い・下に思う相手に対して)鈍感ゆえにいじめたくなる心理がおきてしまう場合です。

※人は時に加害者側で、時に被害者側とどちらか一方ということはないと思います。

まつりごとの世界を見ればあきらかで露骨に高圧的になっている国が複数ありますが・・・

某国のトップは発言と行動があからさまでイメージしやすいと思います。

他国に対して高圧的になり力でねじ伏せようとしているようにもみえますが、いつの世も軍事大国にはありがちです。

【例えば】

筆者が学生としてはじめて東京で生活した時に都内の人が近隣県の人を本人を前に直接的に○カにしているのを見て、衝撃を覚えました。

宇宙からの東京

北海道出身の筆者に対してはいいところだよねと(表面的には)いう一方で、隣の県との違いでそんなに偉くなれるのだろうか?と思ったものです。

出生地(国)を否定する言動は根っことなる両親や祖先などすべてを否定されることで、もっとも耐えられないことといわれていて、注意しなければならないものです。

今は両親が外国人で子供は日本で生まれ普通に見た目ではわからない人も多いのに、平気で隣国等の否定的な言動をする人も少なくありません。

※一般的にハンディがある人ほど創業者、音楽家、スポーツの世界は特に活躍する人が多く、逆に優秀です。

都民1400万(人)分の1にすぎず、そこでただ生まれ育ったにすぎないのにです。

世界的企業を創業したり、ノーベル賞でも受賞するなど稀有な人であれば1400万人を代表することになるでしょうが・・・

このようなことはどこの世界にもよくあることで、大なり小なり誰もがもつ感覚かもしれません。

【筆者経験】

筆者は小さい頃から夏になると隣の家に毎年東京からきた同世代と遊んでいたことと、北海道出身で同郷の有名人が多いことと、都内の人から「実は親父が北海道なんだよね」という話しを良く聞く機会もあり、都内(厳密には23区以外は都下)の人に対して劣等感をもったことがありません。

但し、正常な人は心に思うだけでブレーキがかかります。

こっけいさに気づく知性があります。

宇宙からの関東

※こっけいさに気づく広い視点

本当に弱い人は自身をコントロールできず、平気で言葉に出してしまいます。

ブレーキの効かない暴走自動車のように周囲に迷惑をかけます。

稚拙なからかいや、いやがらせという行動をしてしまい他人に迷惑をかけるのです。

当然そこにはきたない言葉が使用されます。

筆者も反省の日々ですが心の中の言葉が美しく前向きであることが重要です。

※反省とは「過去を振り返えり、意識を向け、気に留めること」と定義しています。

 自省ともいえ、謝ることではありません。

【出処は不明ですが・・・】

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

小学生くらいまでは親の影響をたぶんに受けているため、子を持つ親は言動には注意すべきです。

いじめる側の家庭は親が不仲でケンカをよくしているという話もあります。

汚い言葉が使われる環境で家の中が面白くないため、子供は人をいじめてストレスを発散すると。

子供のしつけで頭を叩く親が一定の割合でいますが、頭をたたかれて育った子供は平気で人をたたくようになることもつけくわえておきます。

テレビの影響もありますが・・・

【筆者の例】

筆者は超田舎の複式学級(5,6年の同室学習)だった小5で、走るのも早く体格もよく目立つためか上級生の6年生から言葉のいじめをうけ、子分のような友達からも距離を置かれた経験と、中学時代に友達とじゃれあう中で後ろから頭を叩かれて、頭を叩かれる経験がないために怒り、自分より劣る学力を指摘し言葉で傷つけて泣かせてしまった経験があります。

同じく中学で入れ替わりで卒業した兄が生徒会長で野球部部長だったことも多少影響があったかもしれませんが、ワルがかっこよく見える中学時代では目立ち不良の多いバスケ部で後輩いじめが伝統の中で、主力メンバーでのちに部長と副部長の私を含む二人だけはいじめられずに済みました。

中3になっても悪しき伝統を覆し、後輩いじめをしたことがありません。

このように幅広い経験をしていますが、経験は宝です。

周囲には教師と反面教師共におり、すべては学びの対象です。

【脱線しますが】

親が子に「勉強しなさい」といって素直に勉強する子はいないように、子は親を良くみており「自分(親の子供時代)に甘く他人(子)に厳しいというように)見抜きます。

大人が勉強する姿を見せれば子は親を尊敬し見習うので言葉は必要ありませんが、それができる大人は少数ではないでしょうか?

筆者も(詳細は省きますが)他人様の子どもから筆者を見て大人も勉強するんだねと言われたことがあります。

【分析すると】

相手の気持ちが理解できず、自分の感情、言動をコントロールできない原因は一言でいうと感受性と想像力の欠如です。

松下幸之助氏の言葉をかりれば精神的貧困によるものです。

※想像力は動物にはなく人間のみが持つ能力で、人間同士では大きな差がある分野で、欠如するということは人として発達してない(退化)ということです。

※脳科学的には前頭葉の働きがよくなく、食生活も影響しています。

行動してしまうほど弱い人というのは言葉が貧困で、相手の気持ちを理解できず、不幸な人に多いものです。

同世代以外の人間関係が希薄で、良い人の影響を受ける機会が少ないことも原因だと考えられます。

狭い=世間知らず=甘え=怠惰=弱さ=無知=鈍感と負の連鎖です。

いじめる行為自体がもっとも弱い人間の証であり、かっこ悪いという風潮をつくることが一番です。

野生動物ではありませんが、強い人間は群れませんが、弱い人間は群れるものです。

暴力はまさに動物的行為でもっとも心の制御ができない弱い人の行動です。

いじめる側=悪人というのも単純すぎます。

悪とは「弱さ」と考えるからです。

昔はワルだったと自慢する人がいますが、強い人は社会が認めるルールのもとで、正々堂々とスポーツなり勉強など何かに打ち込み、自分の弱さとたたかいメンタルを鍛えます。

※本当にワルだった人は己の未熟さを恥じ、過去は安易に語れないと思います。

 20代半ばすぎて過去の武勇伝を語りだしたら人生の終わりです。

【改善策】

いじめを減らすためには、スポーツ選手や有名人など成功者が学校をまわり自分の弱さに打ち克つ強さの話をするために講演(LIVE)することが一番かもしれません。

※攻撃的な人は遺伝が影響することがわかっていますが、環境でも変わります。

※朝倉未来さんは格闘家としてもユーチューバーしても活躍され反省した過去を開示し型にはまらない生き方に共感します。

朝倉さんのいじめについて語った動画はこちらです。

スゴイ人には美学があり、心に響く言葉をもっていて、人に感動を与えます。

※子どもとは「社会の宝」であり、社会全体で育てるもので、親や先生だけの責任ではないのです。

人は圧倒的に差がある相手には敬意を示し、自分の未熟さ、小ささを思い知らされるものだからです。

弱い人ほど自分の弱さに気づいてないものであり、スゴイ人に出会うことにより、弱さに気づくきっかけを与えてあげることが大事です。

人は出会いと言葉で変われるものです。

※ああすればこうなる式の現代社会でありがちな考え方はナンセンスだと脳科学者で◯◯の壁の著者がよく使われる言葉ですが、強制的に人の意識をかえることはできないのです。

成長した大人になるチャンスを与えることです。

※教育とは「感じる機会を与えること」と定義しています。

もちろんいじめられた側も、つらい痛みを体験することによりさらに成長できるはずです。

過去の出来事は変えられませんが、見方次第で書き換えができます。

時が必ず解決します。

文豪ゲーテの言葉を借りれば、

「涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の味はわからない」でしょうか。

中島みゆきさんの音楽の歌詞に勇気をもらい。

アップルの故スティーブ・ジョブズ氏の伝説のスピーチ

言葉の力を知ることでしょう。

※(控えめな性格の高校生ですが)歌で輝き言葉をのせた音楽にはチカラがあります。(TV朝日の公式サイト)