二〇二二年一月二十五日
〈二十四節気〉 大寒
〈七十二候〉 水沢あつく堅し/ 水沢腹堅
みずさわあつくかたし/さわみずこおりつめる
晴れ
昨夜降った雪と青空が綺麗でした
-3℃くらいの日があるとすこし暖かく感じる最近です
((今回は長くなりましたのでお時間ある時にどうぞ))
◯
今日からの七十二候は
沢や川などの氷が厚く張るころのこと
気温が一番低くなるのもこのころです
土用がつづいていますので
心身ともに休めていきましょう
北海道の冬は 緑が少なく雪景色が続き
寒いと気持ちもなんだか落ち込みやすくなります
日照時間がすくないことも原因の一つのようです
人間も自然の一部ですので
お天気や気候などから影響を受けます
晴れの日にはたまに外を散歩をして
植物を観察したり鳥の声を聴き
お家にお花を飾ったり
気に入っている服を着たりなどして
わたしは気持ちを切り替えています
そして笑うこともとってもよいみたいです
何かする元気もない時は
からだをゆるめて たくさん寝て
ちょっと元気になったら
なにかお腹にやさしいものを少しづつ食べてくださいね
◯
今月は仕事の合間で
お家の中の大掃除と整理をしています
気がつくと家の中に増えている物たちを手放し
溜まっていた乾物や野菜などもどんどん使っています
お米に穀類などをたくさん混ぜて炊いて
余っていた野菜いろいろや乾物を
昆布や煮干しと一緒に煮て
お味噌かお塩や梅干しをいれただけの簡単おつゆと
お漬物やご飯のおとも
簡単で質素と思われるかもしれませんが
わが家の平日の夕ご飯はこんな感じで充分
おいしくてしあわせだなと思える食事です
こちらはSNSで昨日紹介しました
土井善晴さんという方が書かれたものなのですが
この一節はわたしがお店で大切にしていることでもあり
とても勇気づけられ 目が覚めるようなおもいになりました
お店を始めるずっと前に
土井さんの本と出会い
(勝手に申し訳ないですが)
心の中の師匠の一人としています
この一節だけをみると
なんのことかと思われるかもしれませんが
この本には、日々のご飯は一汁一菜からでいい
と提唱されている土井さんから
今この時代を生きる私たちに向けて
食べること作ること を通して伝えたいことが
わかりやすく愛ある言葉で書かれています
(本には作り方もたくさん載っています)
土井さんをご存知の方は多いかもしれませんが
知らない方へ向けて書いています
お家で料理をする人 食べることが好きな人
何を食べたらいいかわからなくなっている方
料理に興味のない人にもおすすめです
この本に書かれた土井さんの言葉は
作って食べることへの捉え方が大きく変わり
生きていくための礎(いしずえ)になりうると思います
本に掲載された そのほかの方々も好きな方ばかりで
ゆっくり読むのがたのしみです
おかずのクッキング 2/3月号
本の詳細を載せましたので
もしよかったら是非お手に取ってみて
読んでみてくださいね(PRなどではありません)
◯
これからも
みなさまとともに健やかに生きるため
私もひたむきにやっていこうと思います
少し熱くなって綴っているうちに
長くなり 日も またいでしまいました
読んでいただきありがとうございます
明日も一日、無事にすごせますように
おやすみなさい
2022.01.25
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