小学校でランタンスライドの上映会を行いました。
100年ほど前、まだ映画やフィルムが無い時代に楽しまれていたものに「ランタンスライド」があります。
ガラス板に描かれた絵を、幻灯機でオイルランプの明かりで壁に投影して、絵を見ながら朗読や音楽を聴いて楽しむ催しです。
プリンセスミュージアムのコレクションには、そんな100年以上前に実際に使用されていた貴重な「シンデレラのランタンスライド」があります。
いつも展覧会をする際は、このランタンスライドをデジタル化・映像化して上映させていただいています。
でも、実際に幻灯機で上映会をしてみたら、どんなに素敵だろう!
ということで、今回、横浜市立日野南小学校の先生方のご意向により、この「シンデレラのランタンスライド」の上映会をすることになりました。
今回、上映会に参加してくれたのは2年生のみなさん。
暗闇の中で、上映の準備が始まります。
ランタンスライドの操作はコレクターのかわたまさなお。
後ろでみんなが、ワクワクしながら上映が始まるのを待っています。
先生のお話の後、いよいよ上映が始まります!
先生によるお話の朗読。
それに合わせて、スライドを差し替えていきます。
浮かび上がる絵の美しさ、みんなじっと見つめています。
途中で、先生たちによる生演奏も!
ピアノとフルートの音色がとても素敵でした。
上映終了後は、ランタンスライドについて、先生とかわたからお話。
初めて見るランタンスライドに、みんな興味津々です。
先生:「この絵が描かれている板、何でできていると思う??」
子供たち:「何だろう〜〜?」
子供たち:「わかんない〜」
子供たち:「・・・プラ板!!」
子供たち:「そうだ〜〜!プラ板!プラ板!!」
おぉ〜、プラ板!おもしろい発想です!
先生:「実は、ガラス、なんですよ〜」
子供たち:「え〜〜!!(ビックリ)」
まさかガラスだとは思わなかったようです。
その後は、ランタンスライドを見た子供たちの感想タイム。
「きれいだった」「おもしろかった」
「昔の人はすごいと思った」
「今と違うと思った」
「板を逆さまに機械に入れているのに、絵が逆さまにならないのが不思議だった」など、
みんなの素直な気持ちを発表してくれました。
みんな、それぞれに何かを感じてくれたようです。
上映終了後、教室に戻って感想文を書いてくれたとのこと。
見せて頂くのがとても楽しみです!
そして授業終了後、先生たちとお話をさせていただきました。
「今日の経験が、子ども達の5年後、10年後でも、何かの時にきっかけになったり、役立ったりしたら、それが何よりとても嬉しいんです。」
そんな風にお話しされる先生も、とても素敵だなと思いました。
本当に、そうなったら私たちも嬉しいです。
横浜市立日野南小学校の2年生のみなさん、先生方やご協力くださったみなさん、
ありがとうございました!!
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プリンセスの貴重なコレクションを所有し、 展覧会の開催やオリジナルグッズを展開しています。 ・この活動は、重い病気を持つ子どもと家族への 支援の輪を広げるための広報・啓蒙活動で、 収益の一部を国立成育医療研究センター(※)のボランティア活動に寄付しています。
※東京都世田谷区にある、子どものための高度専門医療・小児救急認定施設病院です。
(国立成育医療研究センター:https://www.ncchd.go.jp)
(もみじの家 : http://home-from-home.jp/)
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オリジナルグッズ: https://atc.official.ec/categories/633509
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