節分ーそれは立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日であり、旧暦では年越し行事でした
2022.01.27 08:03
現在は立春の前日が節分です。元々は季節の分かれ目の前日を意味する言葉が「節分」で、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を差していました。
江戸時代以降は立春の前日だけを節分ということが多くなりましたが、それは立春が一年で一番最初に訪れる季節であり、旧暦では一月一日が立春と近く、新たな年の始まりであることで最も重要視されたと考えられます。
また、年神様をお迎えするため、一年の締めくくりとして節分には豆まきを行うようになります。
節分の行事から、昔の人々が春の訪れを心待ちにしている姿が想像できます。
豆まきー「鬼は外・福は内」
「豆まき」は、元々は中国から伝わりましたが、京都での「豆まき」は平安時代中期、第59代・宇多天皇(867年~931年)の時に、京の都を鞍馬山の鬼が荒らしたことから、祈祷をして鬼の住む穴を封じ込め、鬼の目を豆でつぶしたことに由来するそうです。
平安時代に宮中で始まったとされる豆まきは室町時代以降になり民間にも広まりました。
「豆まき」は「節分」の夜に、邪気 悪霊=「鬼」が外から入らないように、一家の主人が、「鬼は外・福は内」と言いながら福豆を撒き、年の数だけ福豆を食べて厄除けをします。
一昔前までは「鬼は外!福は内!」の声がご近所でもよく聞こえましたが、最近ではあまり聞かなくなりました。
節分の豆まき、これもまた日本の風物詩であり、残していかなければならない大切な吉例です。
京都の節分祭は寺院や神社によってさまざまな特徴があります。神楽や狂言の奉納などが行われ、とても個性的でバラエティに富んだ節分祭が各地で行われています。
代表的な行事をご紹介します。なお、日程、時間などは神社仏閣へお問い合わせください。