西高祭にむけて 上田西高等学校出張指導レポート
7月6日(日)長野県上田西高等学校の文化祭「西高祭」が行われ、3年7組の生徒17名が短期間の猛烈な特訓の成果を披露し、審査員特別賞を受賞しました!高校生の文化祭発表の出張指導に行ってきたご報告です。6月半ば、女子高生から1本の電話がありました。「文化祭でタップをやりたいのですが、指導に来てくれませんか?」その学校では例年3年生が各クラスダンス発表を行うのが伝統とのこと。ただ、彼女たちのクラスは少人数の進学クラス。通例ならダンスではなく、作品展示を行い、文化祭への参加も消極的なはずだったのですが。クラスの一人の男子が「どうしてもEXILEがやりたいんだ!」とクラスの皆を巻き込み、ダンスを行うことに。人数も少ないクラスだし、「せっかくやるならタップダンスにもチャレンジしたい!」と言うことになり、長野県では講師が見つからなかった為、東京から出張指導に赴くこととなりました。
その時点で練習に残された時間はわずか2週間でした。まずは音の鳴らし方から指導し、ステップを組み合わせ、振付に。しかもただ振付を渡すだけではなく、彼ら自身でも振付を作ってもらいました。2回の訪問で1回7時間。ノンストップで練習し続ける彼らの一生懸命さに、心を打たれ、学校の閉門時間ぎりぎりまで指導を続けました。
本番当日。体育館に設けられたダンスステージでは、各クラスの練習の成果を披露。他の40人クラスによるダンスナンバーはとても勢いがあり、「このクラスに対抗するのか、、、」と見守るこちらが緊張してしまうほど。他のクラスと違い無音になった体育館に緊張感が漂う中、タップシューズの靴音が響き渡りパフォマンスがスタート!力強く想いのこもったタップ&ストリートダンスパフォーマンスは、観客全員の視線を集め、拍手喝采となりました。残念ながら最優秀賞は逃しましたが、その努力が認められ"審査員特別賞"をいただきました。終演後、男子生徒が担任の先生の元へ行き、「先生ごめん、最優秀賞をプレゼント出来なかった。」と男泣き。なんとその担任の先生は来春定年退職を迎えるため、今回の7組が最後の担当クラスだったとのこと。感動的なワンシーンに立ち会わせていただきました。この夏の文化祭が彼らにとっても、先生にとっても最高の思い出になったことと思います。そんな彼ら3年7組の発表に携わることができて、本当に嬉しかったです。上田西高等学校の皆さん、ありがとうございました!
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