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【プログラムのご紹介】コンペティションC

2017.11.12 04:00

読書の秋📚、スポーツの秋⚽、食欲の秋🌰、そして芸術の秋🎥

映画を見るにはピッタリな季節がやってきました。

みなさんは最近どんな映画を見ましたか?

私は『南極料理人』を見ましたー

ちなみに『南極料理人』監督の沖田修一さんは18回の本映画祭にて最終審査員をつとめていただいています💁

ぜひともご覧ください🎬

食欲をそそられるこの映画は秋にぴったりだと思います!


こんにちは✋ 本祭部のしょーたんです。

さてさて、今回はコンペティションCの作品紹介です。


↓コンペティションCの上映スケジュール↓

11月26日17:35〜19:45

11月30日20:10〜22:20



『Noise/노이즈』 


LIM Ji-young

Korea National University of Arts

2017/25min/韓国<実写>


〔あらすじ〕

ジャンヒが新生活のためにソウルに移ったある日、彼女は自室の前の住人がそこで自ら命を絶ったという噂を聞く。 それに加えて前の住人への手紙は、彼女をさらに不安にさせたのだった。


〔実行委員による審査講評〕

"誰も知らない片隅で"

ベッドに、洗面所に、リビングに。孤独で、それでも、そこにいた。そこに生活があったんだ。息遣いが、足音が、確かに聞こえる。強烈な嫌悪感は、いつしか憐憫に変わっていく。耳をすませて。何も聞き逃してはいけない。この物語を紡ぐのはノイズ、取るに足らないはずの雑音なのだ。


〔ひとこと〕

主人公の方…タイプです(〃▽〃)ポッ



『All of us/Watu Wote 』


Katja Benrath

Hamburg Media School

2017/22min/ドイツ<実写>


〔受賞歴〕

Bermuda国際映画祭2017Bermuda短編賞、観客賞受賞・ブルックリン国際映画祭2017最優秀短編賞受賞


〔あらすじ〕

およそ10年にわたって、ケニアはアル・シャバーブの青年テロリストらの武力攻撃の的とされている。なかでもケニアとソマリアの国境付近は特に危険だと考えられ、ムスリムとクリスチャンの間の不安と不信は高まっている。そのなかで2015年12月、ムスリムのバス乗客らは連帯が存続し得ることを証明した。


〔実行委員による審査講評〕

"国境線上、衝突の中に見たもの"

本作にひしめくあからさまな敵意は、観る者の心に緊張感を持って肉迫する。震え、叫びと息づかいが観客を映画の世界へと招き入れるのである。我々は二項対立を好み、何かにつけて相手をつくる。どうしようもない悲しみや不安には、原因を見つけないとやりきれないこともあるからだ。だが、緻密に計算された構図には一筋の希望が見える。"All of us"は空虚に響くだけではない、そんなメッセージが聞こえてくるようだ。


〔ひとこと〕

私たちが知らない現実…



『I think I love you』

Xiya Lan

California Institute of the Arts

2017/7min/アメリカ<アニメーション>


〔あらすじ〕

これは、さまざまな愛のかたちについての物語である。私たちはみなそれぞれの方法で人を愛し、人に愛される。愛は全てであり、人はそれを形成するひとかけらにすぎない。人は愛によって傷つき、成長し、そして変化してゆくのだ。その全てを受け入れられたなら、愛が美しく、穏やかなものだと気付くだろう。 


〔実行委員による審査講評〕

”愛は人それぞれ、なんていうけれど”

この作品の五線譜上には、愛情のカタチが現れる。多種多様な調べの中には、時に不協和音に終わるものもあるかもしれない。それでも、この世の中はいろんな愛が響きあってできているんだ、ということを教えてくれる。みずみずしい、なんだかくすぐったいような感傷とともにまぶたの裏にうつるのは、きっとあなたにとって特別な人。


〔ひとこと〕

人の数だけ愛のかたちはあるんです💛



『The Wedding』


Sebastian Mayr

Filmakademie Wien

2016/40min/オーストリア<実写>


〔受賞歴〕

ポワティエ映画祭2016 International Selection


〔あらすじ〕

フリーターの写真家が実家に帰ってきたのだが、家族と過ごす時間は彼にとって苦痛でしかなかった。


〔実行委員による審査講評〕

"脇役にしばしスポットライトを"

悲劇のヒーローにすらなれないマークに劇的な出来事は訪れず、ただ冷たい現実がちくちくと身を刺すばかり。この作品には、彼以外にとっては他愛もないことがらが丁寧に並べられている。おおよそ主人公らしくない彼を主人公たらしめているのは、他でもなく監督自身なのだ。彼は最後に一歩踏み出したかもしれないし、そうでもないかもしれない。明日には希望があるかもしれないし、そうでないかもしれない。迎える結末は、観る者の心を不思議と爽やかにしてしまうことだろう。


〔ひとこと〕

人生そう上手くはいかないよね(´・c_・`)



いかがでしたか?

次回はコンペティションDを紹介します👍

お楽しみに💨💨💨