2/17 獅子座満月
月だけが空に浮かぶ獅子座満月の夜。
アセンダントは射手座12°「鬨の声をあげる鷲に変化する旗」。
獅子座の月と同じ火のサインから始まるけれど、チャートルーラー木星は魚座、太陽と同じく3ハウスにあるので、まだまだ学びの時。
誕生日の直前だった、半年前の獅子座新月はどんな感じだったっけなぁ?
新月は4ハウスにあり、いかに内面の充実を図り、自分自身というものを表現していくかがテーマになっている。
それなのにこの頃はまた外に目が向きがち、というか少しずつ新しい自分の可能性で行動し始めているけれど、他者とのコミュニケーションの中で今までのやり方が出てきてしまうから、ついこれでいいのだろうか?と疑問が湧いてくることになる。
満月は27.59°という、もう次の度数へと入る直前だから、この度数の学びを終えること、成果を刈り取ることを促しているよう。
月:獅子座28°「大きな木にとまるたくさんの小鳥」
太陽:水瓶座28°「倒されノコギリで切られた木」
28°は「10」の数字のエネルギーを持つ。終わりと始まりが同時であるということ。
獅子座新月の木星は10ハウスの終わりにあるから、大きな実りを期待できる。
学びはいつでも始められるけれど、それには終わらせることも重要で、
自分の中でもう十分に育ったけれど、この先に必要ないものを一旦切り捨てる。
そこにかけていた時間とエネルギーを新しいものに向けていく。
新しく育てたい自分自身のイメージに。
MCは「香炉を持つ少年」。新しい世界へのイニシエーションを受ける人物です。
自分だけが何かを達成するのでない、新しい世界にどんな希望を描きたいのか。
これも「火星サイクル」nicoさんの受け売りですが、
ちょうど火星と金星がコンジャンクションするこの日、
そのメッセージに大いに実感がこもるような気がしているのです。
自分自身という火種を守りながら内なる声に耳を傾け、
理想の姿へと近づいていることを実感する満月の時間です。