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11月4日のこと・・・合唱講習会その1

2017.11.09 06:02

団員のKです。

芸術の秋。この連休は各地で著名な方々をお招きし合唱講習会が行われました。

ザラストロ合唱団の団員も北と南に分かれての受講となりました。

私は、11月4日に山鹿で行われた合唱講習会「お江戸コラリアーずと歌おう!」に参加しましたので、そこでの感想を書いていきます!!


 講習会の流れとしては、前半の1時間でおえコラが普段行っている発声練習と基礎練習を、後半の1時間で「今、ここに」という曲を通して、アンサンブル練習を行いました。

 まずは、入念にストレッチを行い、体をほぐし、その後は息を流す練習です。リップトリル(息を吐きながら唇をブルブル振動)をしたり、息を流す時間、強さを変えながら取り組みました。おえコラの方々の息の圧力、スピードはすさまじいものでした。山鹿の小学生もビビっていたと思います。それから発声練習に移ります。

おえコラ指導者「合唱は合わせて唄うと書きます。そこで合わせるべき要素が4つあるのですが、なんでしょうか?」

・・・

受講者A「こころ!!」

会場「爆笑」

指導者「精神論ではありません!」

 その後、なんとか小中学生を中心に4つの答えが出ました。「音色、音高、強弱、タイミング」この4つを合わせることが基本だということを確認したうえで練習に取り組みました。

 内容としては、2人組でAさんが「ドーレードー」と歌ったあと、Bさんがそっくりそのまま真似をして、最後に2人で一緒に歌うということをしたり、3人組でドミソの和音を作ったりしました。特に相手の発声を真似するということは、斬新なことでした。自分は2人組も3人組もおえコラの方と組ませてもらったのですが、緊張しましたね。人吉の誇りを胸に歌いました。純正律でハモるために特に第3音の「ミ」はみなさん苦労しているようでした(自分も)。おえコラ団員の厚みのある声と正確な音高、今後の基礎練習も向上心をもって取り組もうと強く思いました。

 最後はアンサンブル練習です。松下耕さん作曲の無伴奏曲「今、ここに」を10代から60代?までの男女100名ほどで歌いました。おえコラ指揮者である山脇さんの指導のもと、あっという間の1時間でした。曲のそれぞれの部分で各パートの役割をわかりやすく説明され、歌い手は集中して「合わせる」ことに専念していました。また、基礎練習を活かして、曲の中でドミソの和音を確認したりと、講習会のつながりを意識できるものでした。貴重な体験をさせていただき、おえコラの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。自分もザラストロで還元できればと思います。がんばるぞーー、えい、えい、くまもん!!!


P.S

 今回の午前講習会と午後からのお江戸コラリアーず演奏会には、はるばる鳥取から男子大学生3名が参加しておりました。私は、演奏会後ロビーにいた彼らに勇気をもって声をかけたのです。話をしてみると、なんと大学から合唱を始めた1年生でした!レンタカーでの弾丸来熊だったようです。三連休の中日であるこの日、宿を聞いてみると金銭的に厳しいのでカラオケで夜を明かすのだと・・・「お前たちはえらい!!!(宿代を渡そうかと思いました、渡してませんすいません)」彼らの合唱に対する思い、情熱。自分も学生時代の合唱に明け暮れていた日々を思い出すとともに、同じ日本で合唱に精を出す若者たちのためにも頑張ろうという気持ちになりました。自分も若者ですが。お江戸コラリアーずの皆様、講習会・演奏会にお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!!