メディスン = 聖なるもの

2021.08.08 08:47

自分の身を守るものをもっていますか。私はけっこうあれこれ、心のなかに秘めているものも含めるとたくさんもっています。


✴︎メディスン=聖なるもの


目に見えるものすべてが自然だった頃、自分を守るものは植物や鉱物、動物、太陽や月、星々、そして色、音、香りでした。それらが語る言葉を受けとり、身に纏う。自然への敬意と信頼をもつ人に与えられた贈りものです。


私が大ぶりの指輪やブレスレット、ペンダントを好むのはそれらがまず一つ目のメディスンであるからです。薬草、ハーブもメディスン、そのとき身につけたり使ったりする色や形もメディスン、お茶とお香でリビングを一日中満たすのもメディスンであるから。呼吸法や瞑想、祈りもそうです。いつのまにか、暮らしそのものがメディスン=聖なるものに満たされるようになりました。


ウイルスの名は、毒液または粘液のラテン語 virus に由来しています。古代ギリシャの医師ヒポクラテスは「病気を引き起こす毒」という意味でこの言葉を使っていたそうです。

自分で増えることができる細菌とは異なり、ウイルスはほかの生物の細胞を利用して自分をコピーさせることでしか増えることができません。人に侵入し、咳をさせるウイルスはしっかりと生き残ります。これはウイルスの生存戦略です。

ウイルス側で考えると、彼らが生き延びるためには、次々と新しく感染する行き先がなくてはなりません。彼らも一生懸命なのです。敵視したり、イライラ怒ったり、怖がったりという方法もあるかもしれませんが、相手と闘うより、自分を強めるほうが身を守る力になります。


生き生きとよろこびいっぱいになるものを集めて。あらゆるメディスンは役に立つのではないでしょうか。


私の今のメディスン

ハーブ|ホーリーバジル、ペパーミント

精油|ラヴィンツァラ、ラベンダー、ローリエ

カプセル|オレガノ

フラワーエッセンス|ロックローズ、ワイルドローズ、ファイブフラワー(レスキュー)

うがい|タイムチンキ剤

手洗い|自然製法の固形石けん

マスク|室内+近距離+長時間の会話のほかは外す、それでも相手によりしない、免疫力のためにできるだけ外す

ストレスケア|のんびり、美味しいもの、お茶とお香、微笑み、海、森、庭、風、鳥の声、朝焼け、夕暮れどき

身につけるもの|大きな指輪、ブレスレット、お気に入りのバッグ


8月8日、獅子座の新月の前夜に。