つづら織の若冲と溢れる色彩(いと)からのシルバー
2022.01.30 05:25
先日の着物と帯には今までの半襟と帯揚げは少し物足りず
皮の半襟なんてどうかな?とも思いながら
あ 絞りか羽二重か 表情のある黒を半襟にと決める
となると帯締めも格のある平織金糸入りの黒と遊びのある組紐の黒
襦袢は緋色に
イメージも決まっているので 余計な話は邪魔なだけ
よらば斬るオーラにそれでも話したくて仕方ない方がよってくる
若冲だ
その軽い帯 織の中で繊細な若冲の墨絵の蔓と実がイキイキと再現されていて
それは美しい
西陣のつづら織50年黄綬褒章でいらっしゃるそうですが、ほかのペルシャをイメージする豪奢な織もさることながら、何より銀鼠の織りをルーペで覗くと溢れる色でおられていました。つづら織その織の素晴らしさに感嘆
すばらしい
つづら織は裏織なのだそうだが、あの細い糸を如何様に機械を操作していくのだろう
いままでなぜ調べてみようとしなかったのだろう
匠のしごとはむかしから 何においても心がわくわくしてしまうほどリスペクトしている
さて
ここでみなさまにはあえて写真はありません
想像の翼で この貧弱な文章から 興味を持っていただけたら幸い
※写真は参考です