月
2017.01.05 08:34
『きょうはそらにまるいつき』
みんなの よるに
それぞれの よるに
ごほうびのような
おつきさま
荒井良二さんの
『きょうはそらにまるいつき』
という絵本。
月を見る
月を見る。
どんな気分のときに見る?
誰かを、何かを想うとき。
嬉しいことがあったとき。
やるせない気持ちのとき。
ただ、落ち着きたいとき。
晴れた日の夜には、いつも月が空にある。
月を見上げるときには、必ず感情が一緒についてくる。
それは、人だけなのかもしれないし、
他の動物たちも同じように何か思うところがあるのかもしれない。
いろんな生き物がいる。それぞれの暮らしがある。
学校の帰り道、遠い山の森の奥、夜の公園、春の海。
どんな場所でも、誰にでも、月をみることができる。
月をとおして、他のだれかの日常とつながっているのかもしれない。
遠い海のむこうでクジラが大きくはねているその瞬間も、月をとおしてつながることができる。
だから、「ごほうびのような おつきさま」。
柔らかい絵のなかに、そんなすべての生き物の息づかいを感じる。
やさしく、あたたかい月の光を感じる。
そんな素敵な絵本を、今夜は娘に読み聞かせている。