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落葉の季節

2016.11.23 16:11


















久しぶりに植物園に出かけてみると、すっかり秋の色に変わっていた。






冷え込んだ空気のなかで、人も少なく、道は落ち葉に溢れていた。娘は嬉しそうに落ち葉を集めては、はしゃぐ。その姿をカメラに納めつつ、私も落ち葉の写真を集めた。






そういえば、写真を撮るのも久々な気がする。






最近、来客が多く、不規則な生活が続いたせいか、どうにも調子が悪くて体調が整っていなかった。






昨日もあまりよく眠れなかったけど、写真を撮りに行くことができてうれしかった。
















気が付けば、もう、11月が終わろうとしている。






ちょっとぼーっとしているあいだに、季節はどんどん巡る。






週に一度、心療内科のカウンセリングに通っているのだけれど、それとはべつに、もう一つ就職のためのカウンセリングに通い始めた。






ハローワークと市の協力機関で行われている無料のカウンセリングだけれど、いまの僕のペースに合わせてくれていて、もう6回ほど面談をしているのに、具体的な仕事の話は何もしていない。






お互いにどんなふうに仕事していたのか、仕事観、いろんな考え方、そういうのを一緒に話している。




話しているのは、もう現役を引退した初老の男性だ。






具体的な話に一つ飛ばしに行かないことで、落ち着いて今のことを話すことができた。




それもまた、今の僕にはとても厳しい作業であったけれど、この人と一緒だからできたことなのだと思う。




激しく消耗して、疲れてはいるけれど。
















いくつか、大切なことを教わった。






向上心とは、自分のできないことを認めること。




自分のできないことが分かっているから、もっと頑張ろうと思うのだ、と。






柔軟性とは、いろんな価値観を認めること。自分のことも。




自分のことも認めなければいけない、と。






追い込まれて、どうにも動くことができなくなったら、とにかく指一本、一ミリでも動くところを探す。




そうして、少しずつ動かして、逃げる。










一つ一つのアドバイスに、いかに自分が自分を大事にしていないか、




あるいはそのせいでほかの人の価値観まで否定していたのではないか、ということを教わった。
















同時に、自分の今の状況はやはり甘えなのではないか、という気がして仕方がなくなっている。






家事をしている。育児をしている。妻の仕事をサポートし、子を育てる。




それも、もちろん満足できる仕事ぶりではなく、何もできないことも多い。




妻にさんざん、助けられている。






家にいると動けなくて何もしないので、とりあえず外に出る。




カメラを持って出かければ、撮影する。




本を持って出かければ、読書する。




ただずっと、歩き続けることもある。




そうやって一日を過ごす。




なんとか、生きている。






インターネットに文章を書く。写真を載せる。




ある意味、いま一番社会とつながっている場所かもしれない。




でも、臆病者なので、あまり拡散したくない。




















最低限の役割はこなしているのかもしれない。




それではいけないことも分かっている。






指一本でも動くところを探している。






焦ると余計にがんじがらめになる。




頑張らない、無理しない。






少しずつ、逃げる。歩く。