本当に難しいのは、自分が考える“自分”を越えることです。
『成幸の法則2022』1.31
Vol.2013
本当に難しいのは、自分が考える“自分”を越えることです。
<マヤ・アンジェロウ>
宇宙には、「良し悪し」「善悪」「上下」といった概念は存在しません。
ですから、「宇宙の法則=成幸の法則」の使い手になろうと思うなら、これらの概念を手放す必要があります。
これらは、私たち人間が生み出したもの。
人間の作り出した「エゴ」なのです。
宇宙には「事実」があるだけです。
そして、エネルギーが存在し、大いなる意思がそのエネルギーを形に変えます。
ですから、私たちもエネルギーを整え、プラスの波動(成長の波動)を発することができるように生きることが大切なのです。
「○○すべき」ですとか、「○○であるべき」という思いが頭をを過った(よぎった)時は、ズレているサインです。
例えば桜は、「今咲くべき」などという判断をしているのではなく、生命を繋ぐのに最適なエネルギーが蓄えられた時に開花するという法則に従っているだけです。
私たちも、愛のエネルギーが満ちる方向で物事と向き合うことが大切です。
プラスの波動は、愛の波動です。
愛は生命を育みます。
愛のエネルギーは、「○○すべき」という波動ではなく、「○○をどうぞ」という柔らかな波動です。
私たちは、自分ではなく相手をコントロールしようとしてしまいます。
この次元にいるうちは、「成幸」からは程遠いということを感じてください。
たとえ今、「成功」しているように見えても、いずれその状態は大きな音を立てて崩れていくことでしょう。
相手をコントロールする前に、自分自身のエネルギーの調整です。
自分自身から発せられる波動が、穏やかで、暖かで、嫋やかで、愛に溢れるものかどうか。
それは、自分から何かを発した時に、胸の中で生まれる感情で、しっかり確認することができます。
暖かな氣持ちになれた時は、ベクトルは「愛」に向かっていますが、胸に冷たい風が吹いた時は「エゴ」で、それは「成幸」から遠ざかっているサインなのです。
今月もありがとうございました。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お