美味!ムクナ豆のピクルス 〜ムクナ豆成長記録〜
皆様は、ムクナ豆をご存知でしょうか?
神経伝達物質のドーパミンの補給に有効なLドーパを多く含むことがわかり、その効能が注目されているマメ科の植物です。
東南アジアや中国大陸南部の熱帯地方が原産地で、日本に伝わったムクナ豆は「八升豆」と言われ、江戸時代頃までは栽培が盛んだったそうですよ。
低温地では育ちにくいと言われているムクナ豆ですが、今年の春、野菜ソムリエつながりで以前からお世話になっている渡邊氏が、仙台の畑で試しにタネを蒔いてくださったムクナ豆は大豊作!
先日、少しいただいた分を塩茹でしてピクルスにしてみました。
ムクナ豆がとても美味しくてオシャレな一品になりましたよ♪
今日は、渡邊氏の畑での成長記録と共にお伝えしたいと思います!
ムクナ豆とあやめ雪かぶと人参のピクルス
ムクナ豆のタネ蒔き〜収穫までの記録(写真提供:渡邊氏)
仙台の畑に蒔いてくださったタネ。
よく考えたら、お豆ってタネですね。
6月、芽が出ました!
嬉しい!!
大きく開いた双葉が元気いっぱい。
順調にぐんぐん育ちます。
8月、周りの雑草に負けない育ち方!
たくましい!!
9月、やった〜!
紫色のお花が咲きました(ちょっとピンボケですが・・・笑)
見事に実りました!
黒いウブ毛に覆われたサヤ。
恐ろしいほどの存在感!食べたらパワーもらえそう!!(渡邊氏談)
そして先日(11月7日)収穫されたムクナ豆をいただきました!
ワイルドですね〜
サヤは一見そら豆のような見た目ですが、厚みがあり硬く、ナイフを使わないとむくことができません。
中のお豆は白くてツヤツヤ!
大きいものは2センチくらいあります。
早速、塩茹でしてみました。
見た目はあまり美味しそうに見えませんね。。。
食べるのは初めてでドキドキです。
薄皮は手でむけますが厚みがありますね。
恐る恐る食べてみると、、、
なんと!ホクホクした食感で美味しいではないですか!?
これは嬉しい誤算〜
見た目で判断してはいけませんね、反省(笑)
この茹でたお豆を野菜と一緒にピクルス液に漬けてみました。
この時一緒に漬けた野菜は、あやめ雪かぶと人参。
ムクナ豆のワイルドなイメージとはちょっと違うお料理になりましたが、これは本当に美味しい!
みんなに食べてほしい〜‼︎
ムクナ豆はアクが強いため、食べる時は必ず加熱すること、食べ過ぎないことなど注意も必要のようですが、これから益々注目されるのではないかと思います。
今回、ムクナ豆の成長する様子を記録することができ、初めて食べることもでき本当に感激でした。
来年は、渡邊氏が更に栽培面積を広げてくださる予定です。
地球温暖化や天候不順による農作物への影響は年々深刻ですが、強健に育つムクナ豆の未来に希望を託し、ムクナ豆について私たちも勉強しながら、体に良い美味しい食べ方なども今後提案していけたら良いなと思っています。
みんなが健康に幸せになるために。