令和4年 2月のお知らせ
日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。
世間ではお正月の雰囲気も落ち着いて、2月に入る頃には、すっかり日常が戻ってきたように感じられるかもしれません。
しかし、三谷八幡神社では3日の節分祭をはじめ、2月も大切な祭典が粛々と斎行されます。
この記事では、2月に行う祭典のご案内をいたします。
ここから春に向けて少しずつ、境内の木々や草花も芽吹き花を咲かせ、よりいっそう賑やかになってくることでしょう。
折々にご参拝いただきながら、明るく心を浄めていただけますと幸いです。
2月の予定
【令和4年(2022年)】
➤2月1日(毎月1日)午前8時半 月次祭
➤2月3日(木)午前11時 節分祭
➤2月10日(木)正午 初午祭
➤2月11日(祝)午前8時半 紀元祭(建国記念日)
➤2月17日(木)午前11時 祈年祭
➤2月23日(祝)午前8時半 天長祭(天皇誕生日)
2月3日 節分祭について
世間一般にもなじみのある「節分」ですが、当社で行う神事は「疫病退散追儺(ついな)」の祈りです。
旧暦における新しい年「立春」を前にした、季節の分かれ目である節分に、その名の通り疫病や災厄を祓い清める意味が込められています。
「魔を滅する」ということから、神社の境内でも豆打(豆まき)を行って、災厄の象徴である「鬼」を追い払い「福」を招く祈りを神様へ届けます。
殿内への参列は、基本的に氏子総代会の皆様が優先となりますが、人数に応じて一般の方をご案内できる場合もございます。
(※人数の都合で、ご昇殿いただくことが難しい場合には、ご容赦くださいませ)
なお、殿内が満席の場合は、どなたさまも拝殿前よりご参列いただくことができます。
服装などは防寒を忘れず、ご参列いただけますと幸いです。
2月10日 初午祭について
三谷八幡神社の境内に鎮座する「出世稲荷社」において、正午(午の刻)より、日頃の見守りとお導きに感謝を込めて初午祭を斎行します。
初午祭については、昨年のこちらの記事でご説明しておりますが、出世稲荷社にとっては大切なご縁日でございます。
稲荷社の御扉が開扉される、貴重な機会でもあります。
どなたさまも、屋外での参列となりますので、しっかりと寒さ対策をお願い申し上げます。
なお、旧初午の令和4年3月6日(日)には、同じく正午より稲荷神社大祭も予定しております。
こちらも、ぜひご参拝いただけますと幸いです。
2月17日 祈年祭について
すべての神社において、11月23日の新嘗祭(にいなめさい)の対となる大きな神事「祈年祭」がございます。
この祭典は、一年のさまざまな「実り」を、神様へ祈る意味がございます。
農業においてはもちろん、商売や事業の発展、努力が実を結ぶという意味でも捉えることができます。
この祭典も、御扉が開かれる「大祭」でございます。
一般の方は拝殿前からのご参列が可能ですが、やはり屋外でございますので、ご自愛くださいませ。
更に詳しい祈年祭のお話につきましては、昨年のこちらの記事にも詳しく書かせていただきましたので、ご覧いただけますと幸いです。
おわりに
思えば、昨年のこの時期も、コロナ禍の真っ只中でございました。
コロナウイルスも形を変えながら、まだまだ私たちのすぐそばで猛威を振るっております。
互いに思いやりや気遣いを忘れることなく、それぞれが自らの心身を守っていくことができますよう、今年も共に祈りを捧げることができればと思います。
皆様のご参拝を、心よりお待ちしております。
三谷八幡神社 社務所