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求職者の大半がチェックする独自の「採用サイト」

2022.02.01 06:40

求職者の大半がチェックする独自の「採用サイト」

リクナビなどの求人広告には、独自の採用サイトへのリンクが貼られているケースが良くあります。

それをクリックすると独自の採用サイトが表示され、職場のことや仕事風景。また仕事仲間などが写真付きで紹介されていて、入社後の姿をイメージしやすくなるメリットがあります。また、どんな人材を求めているかや会社理念、先輩社員の声などもあり応募者には企業選びの参考になります。


求人広告に採用に関する情報を掲載しようと思っても「表示できる文字数やスペースの問題で紹介できる内容に制限がある」ため、他の会社と比べて差別化が図れません。

そのため、独自で採用サイトを制作する企業が増えています。



【著者プロフィール】

株式会社アクセスアップ/富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。

日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。


採用サイトとは

「採用サイト」は、仕事を探している求職者を対象としたホームページのこと。

会社案内や事業案内といった一般向けの情報は「コーポレートサイト」とし、特定の事業だけに絞った内容の「サービスサイト」ともに、採用だけに絞った内容で応募者を増やすことを目的にした「目的別のホームページ」のひとつです。


そして、この採用だけに絞ったホームページを必要とする人がいるのです。

エン・ジャパンが運営する『人事のミカタ』のアンケートでは、88.7%が「企業のホームページを確認する」という結果になっています。

>>エン・ジャパンが運営する『人事のミカタ』のアンケート結果


今の時代、求職者は採用サイトでさらに詳しい内容を確認するのです。

採用サイトを制作するメリット

採用専門のサイトがあれば、会社のことや、仕事の様子を詳しく写真付きで紹介することができます。

先輩社員が楽しく働く様子を掲載することで、求職者は入社後の姿をイメージすることができ、求人広告の少ない情報だけで判断するよりも入社後のギャップを小さくすることができます。

また、日頃の様子をYoutube動画やインスタグラム、最近流行りのtiktokで紹介したりすることで求職者に魅力付けすることもでき、志望動機を高める効果も期待できます。

採用サイトはサブドメインで

独自ドメインのホームページアドレス(URL)がある場合は、頭の「www」部分を「saiyo」に置き換えて採用サイトを制作することをおススメします。

同じ会社で、テーマや目的が異なるホームページを制作する場合によく使う方法です。


この方法だと、一つのドメインを使いまわしすることができ、「www」部分をテーマや目的毎に変更して、違うームページが作ることができます。

これをサブドメインと呼び、ドメインの取得や年間管理費は一つ分だけですむので経済的です。




さいごに

如何でしたか?

今日は採用サイトについてお話しました。


採用サイトは、応募者を募る目的で作るホームページです。

以前は「大企業だけが作るもの」というイメージがありましたが、最近では中小企業にとっても採用活動に不可欠なものになっています。


多くの求職者が採用サイトをチェックする理由として考えられるのは、就職・転職に不安を感じているからです。その不安を無くしいと考えての行動から、独自の採用サイトをチェックするものだと考えられます。

また、ハローワークにある文字だけの求人票とも違い、写真付きで会社の魅力を発信することができため、応募者の質を上げることができるというメリットも考えられます。


いつでもどこでもホームページにアクセスできる今の時代です。

このように、「採用専門のホームページ」も企業経営に必要不可欠なツールと言えるでしょう。