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【アジア】KDDI バンコクにデータセンター新設

2022.02.02 00:30

KDDIは2023年春をめどにタイ・バンコクにデータセンター「TELEHOUSE Bangkok」を新設する。このデータセンターは約100億円を投資し建設しており、「TELEHOUSE」ブランドのデータセンターとしては東南アジアで最大規模になる。

TELEHOUSE Bangkokはタイ国内通信事業者の主要ネットワーク設備の設置を予定し、世界各国とタイの相互接続がしやすい環境を構築する。またバンコクで初めて(※1)の4ルートからの通信回線引き込みにより、災害などさまざまなリスクにおいても通信を途切れさせない高い冗長性を実現する。

世界的なパンデミックによるデジタル化の加速に伴い、パブリッククラウドの需要が増大している。東南アジアの中心に位置するタイはデジタルエコノミーの成長に基づくデータセンター市場の成長性(CAGR)が27%(※2)で、今後さらなるニーズの高まりが予測される。

このようなタイにおける市場環境を踏まえ、2021年11月5日にKDDI子会社のTELEHOUSE(Thailand)を設立し、タイ国内におけるデータセンター事業を中心としたビジネスを展開する。 KDDIはデータセンター事業を世界10カ国以上、45拠点以上で「TELEHOUSE」ブランドで展開し30年以上の実績があり、ビジネスセグメントにおける成長分野と位置付けている。今後も最新設備とコネクティビティを活かしたデータセンター事業者として、顧客のビジネス成長をサポートするほか、グローバルで高品質なデータセンターを展開するTELEHOUSEの経験を活かし、東南アジアにおけるデータセンター事業の拡大を図る。


※1 2022年1月時点。KDDI調べ ※2 出典: Frost & Sullivan「ASEAN and Taiwan Data Centre Services Market, Forecast to 2024」


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