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“手作り”販売してみませんか?

作品の価格を決める その1

2022.02.01 11:44


こんばんは。

「Twitterの文章に歳が出るよねー」と家族に言われ、青ざめた店長です。


今日は“価格を決める”について書きたいと思います。

また書きますが、これは私個人の考えです。

こんな考えの人もいるんだな。

…くらいに思って下さいね


「作った物を販売しようとしたきっかけって何ですか?」


.作った物を見せたら「欲しい、売れるよ」と言ってくれた人がいた 


・作るのが好きで、たくさん作るのだけど使い切れず、友達にあげたりしていたけど…家に溜まってる


・自分が作った物を売ってお金を稼ぎたい

…etc


作家さんにお話を聞くと、動機はそれぞれ違います。

人それぞれ考え方が違うので正解なんてないんですよ。


益々悩みますね💦



 参考になるかわかりませんが“好きで作り始め、販売もしているが仕事にはしていない私”の商品価格を、どういった経緯で、変えていったかを書いてみようと思います。


〜店長が作品価格を決定するまでの道のり〜


1.作るのが好き。作ったものを売り始める。

 思いつきで、好きなものを作っているだけだから、売れたら良いな…と思っているだけなので

◉500円〜800円くらい


2.大きなイベント(デザフェス)に参加

気軽に購入出来るものを作る

◉300円くらいの価格の物も作る


3.単価の安い物を作るも、数を多く作れて、しかもたくさん売れないと、大した金額にならない事に気がつく

(しかし当時フルタイムで働いていたので数が作れず)


4.作りたい物のテイストが定まり、ブランド名を付けて活動を始める。

活動場所主にデザフェス

◉1500円くらいから1800円


5.店舗やポップアップショップで取り扱って頂けるようになる

手数料が3割から5割売り上げから引かれるようになる……


ここで、やっと価格を見直しました。


◉作り上げるのに、何時間かかるか?

 (作業が途中になったら、とりあえず掛かった時間をメモして、それを足していく)


◉材料費はいくら?

 (丸カン一つまで計算する。台紙に掛かる金額も含む)


まず東京都の最低賃金はつけようと思いました。

もし、同じ作品を10個作らなくてはいけなくなった時、手間代が安すぎたら作り続けるのが辛くなるからです。


お金が掛かるのは材料費だけではありません。


納品に直接店舗まで行くなら交通費、送るなら郵送費。移動中壊れないようにする為の梱包代。

細かな費用が掛かります。



作るのに1時間掛かったら1000円

(今の東京都の最低賃金は1040円です)


そして材料費(+色々)もし500円掛かったら

1000+500=1500円


下代が1500円になります。


最大5割手数料が掛かる事を考えて、上代を決めると3000円が販売価格になります。


そうやって値段を決めていきました。

あくまで私の場合です。



作家のスタンスによって価格の付け方は変わると思います。


“もう何がなんでも売ってしまいたい”

…という方は、買いやすい価格をつけたら良いと思います。


「頭にその数字が浮かんできた」

そんな付け方をされている方もいらっしゃいます。本当に人それぞれ、自分が納得していれば良いんだと思います。



私は作家さんに「とても素敵で、こんなに手間が掛かっているのに、この価格で良いんですか?」とつい聞いてしまう事があります。

値段を上げる事によって売れにくくなるかもしれません。しかし売れる個数が少なくなっても、結果今までと利益が変わらないという事が往々にしてあるんです。


自分にとって何が一番に大切か…


それを一番に考えて価格を付けて下さいね😊


もし価格つけに悩んでいたら相談して下さい。一緒に悩みます。私も売れるかどうかは分からないので💦責任はとれませんよー。最終的にはご自分で決めて下さい🙏