山西小小刀削麵館。刀削麺の店なのに、豆乳と三角餅と小籠包の朝食が絶品で吃驚！！

11月に青年公園ちかくの「大三元豆漿店」のボリューム満点の蛋餅を食べて、豆乳店の朝ごはんの美味しさと楽しさを久方ぶりに味わい、豆乳店スイッチが入ったがぁこさん。

12月になっても、年が明けて1月になっても、スイッチは入ったまま、何ならアクセル全開。

ついには、平日に早起きして、朝会社に行く前に遠回りして、「行ってみたいリスト」の豆乳屋さんに行く、ということまでし始めた。

そのうちの一軒が、東区の仁愛路にある「山西小小刀削麵館」だ。

といっても、この店は刀削麺のお店で、牛肉麺を探してGoogle先生の地図を目を皿にしてみていた時に、たまたま見つけたお店だ。

牛肉麺の写真を見ようと思ったら、なぜか朝食の写真がずらり。

え？　麺屋さんですよね？

口コミを見ても、朝食店としての口コミがやたら多く、しかも、なんだかとても美味しそう。

というわけで、とっても気になって、朝早くに突撃した次第である。

さて、某平日の朝、お店に到着すると店頭にはテイクアウトの人の列。

店頭の通路に2つほどテーブルが置いてあり、一応イートイン可能な仕様になっていた。

イートインも並ぶのか、座ってから注文するのかわからずキョロキョロしていると、ちょうど奥のテーブルのイートインのお客さんのところへ豆乳を運ぶお店のお母さんが通りかかったので、イートインも一緒に並ぶのか聞いたところ、その場で「何食べるの？」と聞かれたので、鹹豆漿25元と小籠包（1個12元で個別注文可）を3個お願いすると、「小籠包は今残り2個」とのことで、2個にして、別に気になってた三角餅夾蛋（ネギパンで卵焼きを挟んだもの）40元も注文。つうか、東区なのに、全体的に激安で驚いた。

ほどなく、お母さんが持ってきてくださった私の朝食がこちら。

左から時計回りに、鹹豆漿、三角餅夾蛋、小籠包。

まずは小籠包。

これね、意外と言っちゃ失礼だけど、めちゃ美味いよ！　

皮厚めだけど、豚肉餡の味付けが超好み。薄すぎず、濃すぎず、豚肉のうまみもたっぷりで、肉汁もたっぷり、すごいジューシー！！　マジ美味い！！

テーブルの醤油だれにはニンニク入ってて、これを付けても美味しかった。

意外な伏兵でした。いや、これは美味しい。びっくり。

鹹豆漿も美味しいよ！

ここのお店のは、「豆腐か！？」というくらい濃い。イイ！！

ただし、具は少なめ。大根の漬物が気持ち、ネギも気持ち、といった感じ。

油條（揚げパン）は砕いたのが揚げ玉みたいにたくさん入ってる。

結構大きいお椀の割に、1杯25元。具の少なさが安さの秘密か？

そして、三角餅夾蛋！

これ、これは……！！　絶品っす！！（吃驚）

どれも美味しかったけど、これはヤバイ。必ず頼むべき逸品でした！

三角餅という名前のネギパンは、食感は阜杭豆漿の厚焼餅に似てる。たぶん、名前は違うけど、ほぼ同じ焼餅の一種なんだと思う。

でもでも、私個人の好みでは、こちらのほうが美味しいと思われた。

生地はもっちり、表面は香ばしく、底はカリッとしてて、めちゃくちゃ美味しい。

この三角餅に卵焼きはさんで食べるって、天才なの！？

何度も失礼だけど、こんなところで、こんなおいしい焼餅が食べられるなんて予想だにしてなかったから、ものすごく驚いた。そして己の幸運に感謝。

神様ありがとう、朝からこんな美味しいものが食べられました！！（感涙）

朝ご飯を食べながら行列のほうを見てると、常連さんらしき人たちは三角餅とかほかの小さい焼餅を自分でトングで持って、お店のお母さんの前のトレイに置いてたので、なんか買い物のルールがあるのかもしれなかった。でも最後までどういうルールかわからんかったけど。笑

そして振り返ると、三角餅は表の釜で焼いてるようだった。

そうか、だからあんなに香ばしいのね！　納得！

それにしても、このお店ってば、伏兵もいいところだわ。

名前も刀削麺だし、見た目そんなすごいお店に見えないし、Google先生への評価も平均3.8でそこまで高くないし、ここまで美味しいものが食べられるとは、失礼だけど全く思ってなかったから、本当に驚いたわ。（何度も失礼）

このお店は、また平日の朝頑張るか、土曜の朝に頑張って早起きしてまた来たい。

すごいわ台北、まだまだたくさん、すごい店がありそうね……。

これからも楽しみですわ♪

山西小小刀削麵館

住所：台北市大安區忠孝東路四段216巷66之1號

時間：06：00～13：40、日曜定休