落ち着いたバーで働きたい!
2022.02.02 10:18
バーで働くというと、なんだか大人な雰囲気でオシャレなイメージを持ちますよね。居酒屋のようにワイワイとお酒を楽しむ場で働くのもいいけれど、シックで落ち着いたバーで働いてみたいと思う人も多いことでしょう。
そんなバーで働くにはどんな人が適しているのでしょうか?バーテンダーを目指したい人もぜひチェックしてみてくださいね。
1、そもそもバーって?
2、バーでの採用基準
3、バーで働くメリット・デメリット
4、まとめ
1、そもそもバーって?
お酒を楽しめる場所
バーはそのイメージ通り、お酒をメインに提供するお店のことを指します。様々な種類のお酒を提供したりバーテンダーがカクテルを作ったりと、まさにお酒好きな大人たちが集まる場所といえるでしょう。
バーは主に「オーセンティックバー」「ショットバー」「スタンディングバー」「ダイニングバー」に分けることができます。オーセンティックバーは正統派のバーという感じで、お酒に精通した店員やバーテンダーがおり、高級感のある雰囲気であることが多いようです。
ショットバーは一杯ずつ提供するバーで、オーセンティックバーよりやや敷居が低くカジュアルな雰囲気が特徴です。
そのほかにもスタンディングバーは立ち飲みスタイルのバーで、ダイニングバーのように食事を楽しみながらお酒が飲めるバーもあります。またダーツバーやゴルフバー、ミュージックバーやマジックバーなど、お酒以外にも楽しめる要素があるバーも存在しています。
2、バーでの採用基準
落ち着いたバーで働きたい!採用基準や働く環境は?
バーの営業時間に働けることが条件
バーの種類や店の掲げるコンセプトによって採用基準は異なりますが、どのバーにも共通していえることは、「18歳以上」「深夜勤務ができる」という点は採用の段階でチェックされるでしょう。
バーはお酒を提供するお店のため、18歳以上の大学生、もしくは20歳以上でないと採用をしないというところも。未成年だとしても勤務はできますが、高校生は不可としているバーが多いでしょう。
またバーの営業時間は夜〜深夜にかけて、また長いと早朝まで営業していることもあります。そのためそのような時間帯でも出勤できるかが、バーで働く時の基準となるようです。
それ以外の採用基準となることは、「お酒に興味があるか」「接客経験があるか」といった部分も採用を決める際の判断材料となるようです。
3、バーで働くメリット・デメリット
<メリット>
落ち着いたバーで働きたい!採用基準や働く環境は?
お酒に詳しくなれる
バーで働けばお酒の種類や知識を覚えることになるので、とても詳しくなれるでしょう。お客様にお酒に関することを聞かれたらさっと答えられるくらい、基本的なことは知っておかなくてはいけません。
お酒に詳しくなれたらプライベートで飲みに行く時にその知識が役立ったり、今後飲食業界で就職や転職をする際にもアピールできるでしょう。
給料が良い
バーは夜に勤務する仕事なので給料が高く設定されています。特に22時以降の深夜帯は、深夜手当などがつくため給料がアップするバーも多いようです。
アルバイトをしたい大学生やしっかり稼ぎたいフリーター、また昼の仕事に加えてかけもちをしたい人にとって、夜の時間を有効に使って高い給料をもらえるのはうれしいことですよね。
様々な業種の人と関われる
バーには様々なお客様が来店されます。格式の高いバーであれば経営者や有名人が来店されるなんてこともあるでしょう。あくまでも接客を通しての関わりにはなりますが、バーで働きながら様々な業種の人から貴重な話を聞くことができます。
たくさんの人とコミュニケーションを図りたい人や人脈を広げたい人には、有意義な働き方ができるのではないでしょうか。
マナーが身につく
お客様の客層が高めであることがバーの特徴ともいえます。10〜20代のお客様が多く来店されるカフェとは違い、バーは落ち着いた空間であることが多く、そうすると接客方法もワンランク上のおもてなしを求められることになるでしょう。
そのためバーで働くと一流の接客やマナーを習得することができ、質の高いサービスを提供することにもつながります。
開業を目指せる
バーテンダーとして働いている人にとっていずれ目指したいのが、「自分のお店をもつこと」ではないでしょうか?雇われる立場は安定しているものの、自分のやりたいことができないことへのジレンマが募ったり、またある程度力がつくとバーテンダーとしてさらなる飛躍を目指したくなることでしょう。
たくさんのことを学ぶことができ夢を持って志高く仕事ができるのも、バーで働くメリットといえるでしょう。
<デメリット>
落ち着いたバーで働きたい!採用基準や働く環境は?
生活リズムが乱れやすい
例えば深夜の3時に営業が終わるバーの場合、そのあとの閉店作業や片付けなどをしていると、家に帰る頃には外が明るくなっているなんてこともあります。その分出勤時間は遅めになりますが、バーで働くことが慣れていないうちはどうしても不規則な生活になりがち。
また家族や友人とも生活リズムが異なることから、一緒に時間を過ごしたり遊びに行くなんてことも、予定が合わせにくくなります。
生活リズムが乱れやすくなるのは、バーで働く時には覚悟しておいた方がいいかもしれません。
お酒が苦手な人には不向き
お酒が飲めないからといってバーで働けないということはありません。ただお酒の匂いを嗅ぐだけで気分が悪くなる人や酔いやすい人は、バーで働くことが苦痛に感じるでしょう。
またよくバーではお客様からお酒をいただくこともあります。お酒が飲めない人や通勤に車を利用しているなどの理由であれば、丁寧にお断りさせてもらうかノンアルコールでいただくようにするものですが、そのようなシーンでもやはりお酒に強い人の方が楽しめますよね。
4、まとめ
落ち着いたバーで働きたい!採用基準や働く環境は?
雰囲気が良く様々なお客様と関われるバーでのお仕事は、単にお酒に囲まれて仕事ができるというだけでなく、質の高い接客やおもてなしのスキルも身につきます。
またバーテンダーを目指す人なら、お酒の知識や作り方など幅広く学ぶことができ、いずれは自分のお店をもつことだって可能です。
バーでの勤務経験は今後の人生にプラスになることが多いため、仕事探しをしている方はぜひ参考にしてみてくださいね。