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長唄 三舟会

第2回「三舟会」ありがとうございました!

2017.11.10 09:19

こんばんは直光です!


遅ればせながら先日11月5日に第2回「三舟会」開催させて頂きました!沢山のお客様にご来場頂きまことにありがとうございました!

今回も東京国立博物館にあるお茶室「応挙館」で開催させて頂きました、本当に趣のある素敵なお茶室です。



2回目となる今回は


恋しい人との仲を引き裂かれ相手が別の女性の元へ向かってしまうその悔しさ、淋しさを歌った「黒髪」


13世杵屋六左衛門・5世杵屋勘五郎によって作曲された三味線2挺による「合方(曲の間に入る三味線だけのパート)」その豪快で美しい音色を聞いた9代目市川團十郎から清い滝の流れのようだと名付けられた「清瀧三重」


最後に秋の野辺の美しい風景を、幻想的な男女の恋心、そして日本の美しい四季の歓びを歌いあげる「秋の色種」


の3曲を演奏させて頂きました。



本当に沢山のお客様にお越しいただき、まだまだ未熟な演奏ではございましたが大きな拍手、あたたかいお言葉をおかけ頂きまして本当に嬉しく思います、またこれからより一層勉強を重ね皆様に僕たちの長唄を聴いていただけるよう第3回開催に向けて今から燃えてます!


「三舟会」では演奏だけではなく僕たちが演奏する上で勉強してきたそれぞれ曲の解説や長唄の豆知識のようなお話もさせて頂いてます、より長唄に親しんでもらえるようそちらも頑張りますよ!

それとちょっとしたお菓子をお出ししたりもしてます、春と秋とそれぞれ趣向をこらしていきますのでそちらもお楽しみ頂ければと思います。


チラシやパンフレット、実はこの舞台や照明なんかも自分達で組んでる手作りの演奏会なんです、回を重ねる毎に演奏もお話も舞台の美しさも増していけるよう日々精進して参ります。



畳の上に足を立て~

あっと言う間に舞台の完成です!



せっかく勉強したのでまたブログで曲の解説なんかも書いていけたらなと思います。


次回三舟会は2018年3月29日木曜日にまた同じくこちら「応挙館」での開催です、桜の咲く頃また皆様にお会いできるの楽しみにしております。


最後に改めまして第2回「三舟会」お越し頂きましてまことにありがとうございました、これからも何卒長唄「三舟会」を宜しくお願い致します。


長唄三舟会

杵屋廣吉 杵屋直光 杵屋正則