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株式投資家の暮らしと夢

3099   (株)三越伊勢丹ホールディングス

2017.11.16 15:00

前回は3/31に1,222円で買い判断しています。

https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12261162042.html 

これを書いている時点では若干高い位置にあるのですが、UPされる時はどうでしょうか。

株価はほとんど変わらずといった感じですね。


今回は来歴から見ていきましょう。

景気低迷期であったはずの1990年代に、独自のマーチャンダイジング(MD)で躍進した新興の伊勢丹が、日本最古の百貨店でありながら、資本増強に苦しんでいた三越を取り込む形で経営統合しました。

2008年4月1日に株式移転により純粋持株会社として発足しました。

伊勢丹は長らく同族企業(創業家小菅家)であったが、改革を掲げた当時の世襲経営者がメインバンクとの関係を薄めたのを機に乗っ取り屋に狙われるなどした事件が起き、1993年退任とともに完全に世襲を排しました。

新宿本店の「解放区」といった過激なMDが実を結ぶのはそのあとです。

三越(越後屋呉服店)は三井財閥の源流である名門企業であり、両社はかなり異なった企業体質を持っていました。

ただし、慶應義塾大学の学閥が強いことで共通していました。

相互にメインバンクが異なる両社を統合したのはホールディングス代表取締役会長兼最高経営責任者の武藤信一であったが、統合後2年経たない2010年1月に急逝しました。

その後、後継と目されていた実力者・二橋千裕は、当時業務提携を結んでいた東急百貨店の社長に転出し、事実上放逐されました(2015年3月まで専務執行役員として当社に籍を残していたが、提携終了に伴い退任)。

会長の座には橋本幹雄が就いたが代表権は与えられていないです。

武藤は実際には異なる人物を後継として指名したとされています。


沿革をみてみましょう。

2008年4月1日 - 共同株式移転により、株式会社三越伊勢丹ホールディングス設立(株式移転比率は、HD株:伊勢丹株=1:1、HD株:三越株=1:0.34)

2009年 5月29日 - 子会社として株式会社札幌丸井今井と株式会社函館丸井今井の2社を設立(6月29日に丸井今井から事業譲受し、8月1日事業開始)

10月 - 岩田屋との間で株式交換を実施し、岩田屋を完全子会社化。同時に福岡証券取引所に上場(岩田屋の上場廃止による代替措置)

2010年 1月6日 - 統合をなしとげた会長武藤信一が死亡。

1月10日 - 武藤信一が闘病していたこと、および死亡していたことは厳重に隠されていたが、この日に初めて公表した。同時に新経営体制発足。

4月1日 - 三越8店舗(札幌、仙台、新潟(「株式会社新潟三越伊勢丹」へ統合)、名古屋、広島、高松、松山、福岡)を地域店舗運営子会社8社に事業譲渡。

10月1日 - 岩田屋が福岡三越を吸収合併し、「株式会社岩田屋三越」が発足。

2011年 4月1日 - 関東地区の店舗運営会社を「株式会社三越伊勢丹」として統合。札幌丸井今井が札幌三越を吸収合併し、「株式会社札幌丸井三越」が発足。

5月4日 - JR大阪駅・大阪ステーションシティ(ノースゲートビルディング)に「JR大阪三越伊勢丹」(運営はジェイアール西日本伊勢丹)が開業。

2013年10月30日 - 伊勢丹のショッピングバッグ等で使用していたタータンチェック柄を55年ぶりに「マクミラン/イセタン」柄にリニューアル。

2014年4月1日 - 三越の紙袋のデザインを57年ぶりに変更。図柄は友禅柄で人間国宝の森口邦彦による。

2016年3月9日 - JR名古屋駅前・大名古屋ビルヂングに、三越伊勢丹ホールディングスの店舗「イセタンハウス」がオープンした。地下1階~地上2階の商業ゾーンの中核テナントとなる。

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このブログの読者にはおなじみかもしれませんが、何度見てもとても素敵な動画ですよね。

ところで、私のブログの昨年の殿堂入り銘柄「2402 アマナ」( http://ameblo.jp/kurasitoyume/theme-10100314026.html  )の制作事例で見つけました。

http://amana.jp/works/detail_124.html 


投資判断ですが、時価総額は売上高の半分以下で、営業利益率は2%です。

チャートは長期見るとボックス相場の中位置で、信用倍率は1倍を割れています。

ファンダメンタルでも、テクニカル的にも買いだと思います。

私の投資判断は買いです。