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ししゃもしゃもじ

1月模写葛飾北斎「神奈川波沖裏」

2022.02.03 12:11

1月開催のもしゃ会、急遽決まった中ご参加いただいた皆さんありがとうございました。

オンラインではありますが、一緒に描いていると楽しいですね。


葛飾北斎(1760-1849)江戸時代後期に活躍した浮世絵師。

90歳の長寿を全うし、生涯現役。多くの弟子を抱えながらも現状に満足せず、常に高みを目指していた。

片付けができない!改名30回、引っ越し90回の変わり者

努力家という美談の一方で、かなりの変わり者だった。「葛飾北斎」という名前を名乗っていたのは70年の画家人生の一時期。

「春朗」「宗理」「時太郎」「画狂人」etc.. 本名は「鉄蔵」。


今度から美術館に行ったときには、こっそり「鉄蔵」が描いたのか、とニンマリできますね。笑


今回模写するのは冨獄三十六景の「神奈川沖波裏」。

冨獄とは「富士山」のこと。

各地から望む富士山の景観を描いた連作のうちの一つ。

作品が人気を集め追加で10枚発表されその10枚の作品は「裏富士」と呼ばれています。


こちらが私が模写した絵。


下が北斎の描いたもの。

この絵は対比されたものがいくつかあります。

近くにある大波と遠くにある富士山。

そして波の「動」と富士山の「不動」。

自然の大波とそれに翻弄される船。


絵の中に動きを感じるのも、この対比があるからこそ。

ちょっと波が高くなってしまいました。

1時間の「もしゃ会」では全体を線で描いて終わり。

はじめは色鉛筆で最後まで描こうと考えていましたが、途中からアクリル絵の具に変更。

中々この波が手強かったです。

船は少し省略しました。


実際に描いてみるとこの対比をより感じました。

北斎すごい。

線画からはかなり修正しました。

いきなり完成形を目指すよりも、描きながら修正していくつもりの方が気持ち的にも楽です。

アクリル絵の具で使った色。

冨獄三十六景。

富士山がどこに描かれているのか探すのも楽しいですよ。

他の絵もぜひ見てみてください。