東洋陶磁美術館①日本陶磁、鼻煙壺、高麗青磁 2022.02.04 11:43 2月4日(金)、東洋陶磁美術館の企画展&平常のコレクション展に行って来ました。写真撮影がOKだったので、4回に分けて数十点をご紹介していきます。注)ただ、陶磁器に詳しいわけではないので、ご質問等はご無用に願います。― 周辺環境① ―大阪市立東洋陶磁美術館(右手)と大阪市中央公会堂(左奥) 大阪市中央公会堂 「北浜の風雲児」こと株式仲買人の岩本栄之助の寄付により1918年竣工。ネオルネッサンス様式の外観は、大正ロマンを今に伝える中之島のランドマーク的存在で、2002年より国の重要文化財。— 本編 —大阪市立東洋陶磁美術館 外観 中国・韓国陶磁を中心とした「安宅コレクション」の住友グループ21社からの寄贈を記念して1982年に開館。国宝2点、重要文化財13点を含む東洋陶磁コレクションで世界屈指の質と量を誇る。(注)スマートフォンとイヤホンを持参すれば、ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」(無料)で音声ガイドが利用出来る。この日は、企画展として、①「受贈記念 柳原睦夫 花喰ノ器」と②「福井夫妻コレクション 古九谷」。平常展として、①安宅コレクション中国陶磁・韓国陶磁、②李秉昌コレクション韓国陶磁、③日本陶磁、④沖正一郎コレクション鼻煙壺を展示(順不同でご紹介)。まず初めにご紹介するのは、桃山時代の鼠志野、織部、江戸時代の初期伊万里 次は、19〜20世紀に中国で使われていた”鼻煙壺”(びえんこ)と呼ばれる粉末状の嗅ぎ煙草を保管する小さな容器アメリカ大陸からヨーロッパ(15世紀末)を経て、中国へ(17世紀半ば頃)伝わる 次は、高麗時代の朝鮮の青磁 東洋陶磁美術館の②朝鮮陶磁、柳原睦夫 花喰ノ器へ続く