山口環境相へ宗像宣言を
令和3年12月21日、第8回 宗像国際環境会議「宗像宣言」を山口 壯 環境大臣、菅義偉 元内閣総理大臣、マンリオ・カデロ 駐日サンマリノ大使 駐日外交団長へお渡ししてきました。
宗像宣言 令和3年
古代の人々は自然を恐れ敬い、自然の恵みに感謝し、自然の一部として暮らし、生態系の循環とともに生きてきました。
昨年、社会に蔓延した「新型コロナウィルス」。この未知の疫病にどう向き合っていくべきなのか、私たちは様々な変化を余儀なくされ、あらためて自然界で生きるための難しさを経験させられています。
一方、世界規模で多発する異常気象や大規模災害、地球温暖化が原因とみられる「気候危機」というべきこの深刻な状況は、ここ九州では激甚災害というカタチで私たちの暮らしを脅かしています。
自然の一部としての営みを忘れ、自然を消費する社会、人間本位の利便性の追求によって破壊した自然の再生を、今こそ本気で取り組むことが求められています。
森里川海、さらには大気も含め循環する自然の中で、私たち人間もその一部として生かされています。
美しい自然の原風景、神々しい海を取り戻す自然再生事業に取り組み、次の世代により良い自然を残すため、それぞれの立場で身近な自然を再生させましょう。
思いやりの連鎖が、常若な時代を築いていきます。物質文明から生命文明への転換、自然の再生と循環型社会への実現に向けて、これからも行動し続けることをここに宣言します。
令和3年10月10日
第8回宗像国際環境会議関係者一同
TOKOWAKA RUNWAY「常若宣言」
古代より人々は、自然を畏れ敬い、自然に感謝し、自然の恵みによって循環を繰り返してきました。しかし、今日では利便性を追求する中で、地球環境問題を抱えるに至りました。
私たちは、かつて先人たちが自然と共に生きてきた謙虚な姿勢に学びつつ、この地球環境問題の解決の一助となるよう、多種多様な生命(いのち)の循環、常若社会の実現に向けて、それぞれの立場で実践していくことをここに誓います。
令和3年10月 8日
TOKOWAKA RUNWAY出演者一同
山口 壯 環境大臣
菅義偉 元内閣総理大臣
マンリオ・カデロ 駐日サンマリノ大使