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剣知会

本当の敵は、自分の弱い心

2017.11.11 11:05

 剣道は、相手と対峙して勝敗を決する武道です。

 しかし、本当に対峙しているのは、実は相手ではありません。

 自分の弱い心なのです。

 『先生は怖いし、稽古は厳しくていやだなぁ。1日くらい休んでもいいや』と思って稽古をさぼったら、それは自分の弱い心に負けたことになります。

 稽古中でも、自分より強い相手と地稽古をすると、つい『打たれたくない』と思って身体が委縮し、自分から打つことが出来なくなってしまいます。

 剣道は零コンマ何秒の差で勝敗が決しますから、委縮していては到底勝てません。相手に対する前に、既に自分の心に負けてしまっているのです。だからまず、恐怖心に打ち勝ち、時に捨て身になって跳びこまなくてはなりません。

 逆に自分の方が強いと思っている時は、油断から思わぬ1本を取られたりします。うぬぼれも、自分の心の弱さです。

 もちろん、力の差が歴然としていたら、気持ちだけで勝てるものではありません。それは、相手が自分よりも今まで沢山稽古をしてきたということです。自分の実力を素直に認めるのも、また勇気です。

 日常生活でも、嫌なことは沢山あります。そんな時に剣道で培った、自分に負けない精神力が役に立ちます。そして、その精神力を身につけるには、日ごろの稽古に精進して、それを自信に変えるしかないと思っています。

 みなさんも、剣道を通じて、困難に臨む強い心を養いませんか。

 事前申込不要、手ぶらでOK、初心者大歓迎です。

 稽古会の日程は、こちらでご確認ください。事前申込不要、手ぶらでOK、初心者大歓迎です(^_^)/