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資産運用で押さえるべきMBAファイナンス理論~正味現在価値編

2022.02.07 06:45

おはようございます。


今回は不動産投資でも使えそうなMBAのファイナンス領域をお伝えできればと考えています。

不動産投資をするのであれば、「MBAで習うファイナンスなんていらないよ」と思う人が多いかもしれません。

確かに必要ないです。

必要ないんかーーい(笑)


必要ないけど押さえておくと不動産以外でも参考にはなると思います。


将来のお金の価値を評価する方法

ファイナンスの考え方として必要とされているものとして「お金の価値は時間によって違う」ということです。

例えば今持っている1万円と1年後に受け取る1万円は違うことです。

「違うということは、福沢諭吉が別の人の肖像画になるということかい??」

それは違います(笑)

今持っている1万円と将来受け取る1万円が違うということです。

仮に1万円をもっていれば、1年間運用をすることで今受け取る1万円よりも価値が高くなるということです。

これを正味現在価値法といいます。

今から正味現在価値法について説明します。

正味現在価値法とは何ぞや??

正味現在価値法はNPV法とも呼ばれており投資によってどのくらいの利益を得られるかという方法を言います。

求め方としては現在のお金の価値÷(1+割引率)¹となります。

2年後であれば現在のお金の価値÷(1+割引率)²となります。

先ほど1万円で説明したので1万円後1000円が配当される投資に6年間預けたらどのくらいになるかとどのようになるか説明します。

1000円÷1.1=909円

1000÷1.21=826円

1000÷1.331=751円

1000÷1.4641=683円

1000÷1.61051=620円

1000÷1.771561=564円

このようになりまな数字となります。

最初に投資した1万円からどのくらいの投資価値が得られるかを求めていきます。

-10000+909+826+751+683+620+564となるため投資トータルの現在価値は-5647円となるためマイナスと言うことで投資すべきではないということになります。

まとめ

正味現在価値法は投資の合う合わないというものもあります。

特に不動産投資に関しては、空室リスクや修繕リスクの方が大きくなれば正味現在価値法と異なる数値が出るためです。

金融商品に関しては、不動産などの現物投資と違い、空室リスクや修繕リスクといったものはないので、正味現在価値法などの理論が合うかもしれません。

今後の方針

今後はまだわかりませんが人生版MBAというものも企画を考えています。

例えば教育や老後そして住宅といった3大資金を作るためにはどうしたらいいかをMBA(経営学修士もしくは経営管理修士)理論をどのように使うかです。