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冷蔵庫の残り物で料理できる人

2017.11.11 16:53

■現有戦力で最大のチカラを発揮するには

私は料理はほぼしない。

もし私が料理をするとなると、クックパッドに乗っている方法通りに材料やら、手法やらをまねするだろう。


足りない材料やら香辛料があったら、買いに行くか、「あ、無理か」と諦めるだろう。


今日はコピーライター講座のday3


タイトルはどういうことかというと、地方でのプロモーション企画から実行には無いものが多い、ということである。


予算もリソースも、実力も、色々と無いものが多い。という話だった。


たしかにそうだ。

共通言語すら無いことも多々ある。


これはクライアント側と企画側、という関係だけのことではない。

同じ社内でも、年代の違う上司と部下、などでも起こる。


■さて、冷蔵庫には何があったっけ?

つまり、今持っているものは何か?現有戦力や資産は何か?それをどう活かすか?

に思いを巡らせなければならない。


こんな場合に大事なのは、既存のリソースの「転用性」や「代替性」はあるか?を探すこと、また、「価値の掘り起こし」「光の当て方」ではないかと思っている。


冷蔵庫の中の昨日の晩御飯は、何に転用できるのか?別の組み合わせ方をしたら何か代替物になるのではないか?

ちょっとまてよ、ご飯一緒に炒めてチャーハンにしてしまえば良いんじゃないか?とか。

(全然料理しないからわからないけど笑)


■ドリームチームを率いれることなどそうそう無い

人的リソースだけのことではない。

会社でも最高のチームを預けられることはそうそう無い。

そもそもそんなに潤沢に人はいない。


プロジェクトチームにしてもそう。

すべて最強のメンバー揃えたら間違いはないけど、今度は予算が合わなくなる。


ディレクターの腕の見せ所であり、一番頭の痛いところでもある。


そんな局面を打開できる方法論として、前述した「転用性」「代替性」「光の当て方」「価値の掘り起こし」などが重要になる。


生活者のインサイトを掘り当てるのはなかなか大変だが、

同じように、クライアントが自分で「決めつけているor隠れている強みや弱み」を掘り起こして再定義することも、また大変な作業だ。


だが、これが醍醐味。


「生活者とクライアントのコミュニケーションの架け橋を作ること。言葉を翻訳すること。」


これ大事。


*写真はうちの冷蔵庫、、、ではない。(イメージです)