日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会2021年度学術大会開催のお礼の挨拶
日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会
会員の皆様
2022年1 月20 日(木)19時よりWeb形式にて第3回日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会2021年度学術大会を開催し、事前参加登録101名、当日94名のご参加を賜りました。平日の夜の開催にも関わらず、日本全国の診療放射線技師をはじめ、医師、教員、関連企業の技術者、学生など多くの方にご参加いただき、役員一同心より御礼申し上げます。
残念ながら2021年度も新型コロナウイルスの感染拡大のため、Zoomウェビナーを用いたオンライン形式での開催となりました。しかし、それを感じさせないくらい熱い質疑応答や意見交換ができたと感じており、これもご参加いただいた皆様のご協力の賜物です。ありがとうございました。
今年度の学術大会は阿部会長の開会挨拶に始まり、小島委員の進行で執り行われました。
【セッション1】では、高橋学術研究委員の座長により
①「 Ai における老衰死について~超高齢化地域での寿死™を考える~ 」
(四万十町国保大正診療所 大川 剛史)
②「 小児医療センターでの取り組み 」
(群馬県立小児医療センター 佐々木 保)
の2題が会員から発表されました。
どちらも、Aiの実施施設として、とても特徴的なご施設であり、現場の生の声を拝聴することができ、非常に参考になりました。
Q&Aに寄せられる質問の多さからも、反響の大きさを窺い知ることができました。
次に【セッション2】では、木口学術研究委員長の座長により、特別講演として聖隷富士病院放射線科部長 塩谷清司先生に「Ai 画像の成り立ちを、物理学、生理学、生化学的に理解する」というテーマでお話をいただきました。
多くの数式や症例を用いて、ご講演をいただき、我々が学生時代に学んだ知識と実際の臨床所見を結び付ける良い機会となりました。
こちらのセッションでも多くのご質問をいただき、参加の先生方のAiへの熱意を感じました。
また、現場で判断に困っている所見の共有や意見交換をすることができ、当研究会の役割を再認識しました。
続いて、田代事務局長より「事務局報告」として総会報告等について案内されました。
最後は小林副会長の挨拶で閉会となり、閉会後に大川委員より2月21日(月)18時45分から開催の共同研究班発表会について開催案内のアナウンスがありました。
今年度も新型コロナウイルスの感染拡大のため、オンラインでの開催のみとなりましたが、地方在住の方やご家庭の都合等で、現地での参加が難しい方には参加のハードルが下がり、大きなメリットでもあると感じております。
今後も、より多くの先生方にAiの情報を発信し続ける組織でいられるよう精進してまいります。今後とも、当研究会の活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
2022年2月4日
日本オートプシー・イメージング(Ai)技術研究会
会長 阿部一之
副会長 小林智哉
学術研究委員会 委員長 木口雅夫
学術研究委員会 Web開催責任者 高橋伸光
事務局長 田代和也