作物の健康も「予防」が大事!
2022.02.07 02:17
新型コロナウイルスのオミクロン株による感染が、急拡大している昨今、株式会社フクムラでも、一部テレワークを導入し、感染予防および三密の回避に努めております。
さて、サツマイモ生産者様はすでにご存じかと思いますが、「サツマイモ基腐病」の発生が、ここ数年で全国的に拡大しています。
・サツマイモ基腐病とは カビ(糸状菌)による病害で、発症すると葉やツルが黄色や赤色に変色して次第にしおれ、株元が黒や茶色に変色し、最終的には株全体が枯死します。発病した株から周囲の株に伝染しますので、被害を拡大させないために早期発見が重要となります。*石川県のホームページより引用(https://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousei/shukubutuboueki/satumaimomotogusare.html)
株式会社フクムラが在る石川県でも、昨年(令和3年)、初確認されております。
こちらの病気の傾向といたしまして、”発生圃場で生産された種イモや苗から畑に持ち込まれるケースが多い”とされています。
そのため、弊社では、サツマイモ生産者様および家庭菜園でサツマイモ栽培をされる方へ、「ベンレート水和剤での苗消毒」をお薦めしております。
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【ベンレート水和剤での苗消毒】
500~1000倍液に、30分間,苗基部浸漬
【苗消毒のタイミング】
・購入した苗(未消毒の場合)→ 定植前
・自家採取苗 → 採苗後、直ちに
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「サツマイモ基腐病」予防のキーワードは、
「基腐病菌を、持ち込まない・残さない・増やさない」です。
今回は、「基腐病菌を持ち込まない」ための【ベンレート水和剤での苗消毒】をご紹介させていただきました。
その他ご不明な点は、お気軽にお問合せください。
※農薬の使用にあたっては必ず商品ラベルの表示を確認し、ラベル記載どおりに使用してください。
※2022年2月7日現在の農薬登録内容を記載しております。
その後登録内容が変更・追加・削除されることがありますので、必要に応じその時の登録内容を、メーカーのホームページ等で十分ご確認ください。