未完成

最近ふと思ったことがあります。

舞台照明、ライブ照明の仕事を少ししていたのですが、専門学校で学んだことを応用して仕事に活かすのが少し難しかったなぁと。

個人差ではあると思うのですが...。私は特に。

簡単にわかりやすい例で言うと、

舞台の上手、下手でさえも時々わからなくなって、専門学校の舞台に置き換えて上手はこっち側だったな、と思い出さなければならないこともしばしばありました。

専門学校では自分にとって何が向いているか、やりたいことをとことん突き詰めていこうと思っていたのですが、現実はそうもいかず。

学校でできることは全部やっておこうと。

しかしやったつもりでいたものはゼロに近いほど役には立たず、新たに覚えなければならないことがほとんどでした。

学校でやったものは出来るのに、仕事に反映できない。

何に関しても応用は難しいとは前から感じていたのですが、

やってきたことを何かに置き換えて新たに考えなければならないことはかなり苦でした。

こういったものは、

ただただ覚えていけばいいって思うかもしれませんが、そういうものでもないんですよね。

努力してもどうにもならない事だってあります。

応用力は何をするにも必要です。

人間って応用で成長しているものですし。

これ出来ます！と自信過剰に言っても仕方ありません。

できる中にも必ず穴はあります。

出来ないことを分かっておくだけでも、それをフォローしようと動く。

10代のようにスポンジみたいになんでもかんでも吸収出来るわけではないし、

大人になってからの応用力を身をつけなければならないと感じた21歳です。

なるべく生きていく上での致命的な欠陥は早いうちに無くしていかなければ。

自分はまだまだ未完成...。

でも進まなければ。

この曲聴いてそんなことを思いました。

phatmans after school  の「未完成フューチャー」