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乾 雅人 テレビの仕事、食の事、趣味の事。

ウネリあり、対処法は如何に。

2022.02.07 02:50

日曜、10名。

朝、くじ引きで鳥澤さんが4番、僕は6番を引く!これはスゲー!朝イチからテンション上がる!

しかし…なんと2番が居た…涙。

そんなことある?普段は50番台がいっぱいなのよ!3人が一桁台って…こんな偶然あるのか。

北風なら右舷のミヨシ、今日は西風、左舷トモが一番なのに

4番引いた人が左舷大ドモ、トモ2番に友達と並びで取っちゃった。テンションゼロ…朝からゼロテンです。

僕は右舷大ドモ、鳥澤さんは隣のトモ二番。



船長が「昨日はウネリで釣りにならなかった。今日は無いといいね」と。


ここのところ、目感度の釣りにこだわって毎回釣行中。極鋭シリーズはどこも在庫無しで新たに購入できないのでメタリアでなんとかしのいでいるが

ふと…「昔、使っていた竿って穂先はなんだったっけ?」と調べたらカワハギXの穂先がグラスだと判明。MHの硬さだけどグラスならイケるんじゃね?とメタリアMHHと2本持ち込みテスト。


朝イチ

メタリアMHH、接続部にタコベイト

中オモリは付けず

針は上下にネオフック4.5号ロングハリス、

真ん中にがまかつ競技ATロングハリス

オモリは夜光タイプにピカピカ点滅白を装着


風は無いけど…どっしゃーんと船が上下するウネリ…ヤバ…ゼロテンなんかやってるタイミングが無い。

更に、船下にオモリが入って行く…やっぱり潮は左舷が潮下だ。

これは厳しい。

鳥澤さんがまず掛けた。スゲー、この状況でとりあえず朝イチの一枚って。

鳥澤さんはキラキラシールを幹糸に、中オモリは2号とのこと。


どっしゃーんと激しく上下に揺れるのでオモリを底に着けておくのも一瞬になっちゃう。

あまり激しく仕掛けが上下しないようにするには糸を緩めてやはり中オモリかな…

と1号鉛を装着。


なるべく糸を送ってウネリの高さ分と思われるミチイトを1mほど緩めて…

ふるふる…あ、穂先が一瞬左右に震えた?聞き合わせるとトントンと乗った。


大した引きもなく他魚かと思ったら手の平サイズのカワハギが上がってきた。


左舷がポツポツ釣れているらしい。

こんな状況でも、やはり潮下が有利なんだな。


で、一箇所目で根掛かり、仕掛け全ロスト。

仕方ないよなぁ、仕掛けをこんなに緩めているんだからウネリが下に行ったときは一瞬だけど1m以上底に這った状態になる。


「移動します」の声で課題のカワハギXグラストップに仕掛けを装着。


二箇所目、投入。オモリ着底。

どうなの?…え…穂先、硬いじゃん。

メタリアMHHより全然硬い。

なんならステファーノのHクラス。

そっか、その昔、宙で50枚とか釣った時に使ってたんだもんな。宙のカサカサという前アタリが手にバリバリに出たのはこの硬さに依るものだったのか。

3.4年ぶりに使ったので忘れてた。

目感度なんて全然、こりゃ今日は無理だわ。


メタリアに戻して再度。

相変わらずのウネリに苦戦。立った状態で仕掛けを操作するとウネリと揺れで一層仕掛けが暴れる気がするので、座ることに。

1m以上緩めているので竿を立てて揺れの上下に合わせて操作。

時々タタキを入れては緩める。

コツン、という穂先のアタリで合わせると手の平よりちょいと大きめのカワハギ。

一応キープ。

まず、合わせるときにミチイトがかなり緩んでいるのでかなり早く「追い」巻き合わせをしないとバレるようだ。

このあともそれで掛けたつもりがバレた。


同時に、たまたまウネリが無いタイミングでゼロテンぽくなって、手にコツンと来たアタリで合わせて掛けた魚は全部針掛りが浅い。たるんだミチイトから手に出るアタリまで来る間にエサを吐き出して、合わせに行くと遅いんだろうと思われる。掛けバラしも数尾に…


お昼近くになって、稲村ヶ崎方面に大移動。

移動後も相変わらずウネリ、左舷側にはポツポツ釣れているらしい。

右舷側は沈黙が続く。

「ツブ根、です。」と船長のアナウンス。

アタリも無いのにツルテンになることも増え、時々ある「ふるふるアタリ」にはキタマクラが釣れてくるから、活性自体は低いけど一応魚はエサを取っていると思われ。

ウネリで中オモリの上下が遅れて、その遅れてたるんだ時にエサを取られるんじゃいかと…

(中オモリ、外すか)

ウネリ中、自分の意思でタルマセてないので中オモリの上下が邪魔。

重さでしのげるかと1号から2号にしてみたが状況は変わらない。

たるんだ時にも穂先に無理矢理違和感出せる様に中オモリも外した方がなんとかなるんじゃないかと。外してみる。


オモリトントンで海底を叩いているとゴンという硬い感触。根、がある。

根の上にオモリを置いてタタキたるませで粘る。

「キーンキーン」と手元にくるカワハギが近くにいる独特の気配。

これ、勝負だ。

ステイさせたままアタリをもらいに行くと知らないウチにエサを取られるので、一層激しくタタキを入れ、食わせる間を短くして一瞬のタルマセから聞き合わせるとドン!と乗った。

その前に良型のフグを掛けていたので「またフグかな」と巻くとそこそこのカワハギが姿を現した。


その後、リリースサイズを一尾追加。


鳥澤さんは最後の1時間、ピラピラ集器に変更。「誰もやってない事をやってみます」と。

釣れても釣れなくてもこういうチャレンジが大事だよなぁ。


ラスト一投、妙なアタリで合わせたらオカズサイズのカサゴが釣れて終了。

結果5尾。いやはや、渋い釣果だった。

竿頭は一俊丸HPによると左舷トモ2番の人(くじ引きの先頭)で8尾だったようだが釣果は左舷側に集中していた。

くそー、くじ引き勝っていれば鳥澤さんが竿頭だったかもよ!


西風なら左舷。

これ、鉄則。忘れるな。