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楽しく続ける大人のピアノ

最近の収穫(ピアノ)

2017.11.12 02:39

2017年の総括というタイトルで書こうかなとも思いましたが、まだ11月。総括は来月書けばいいやという思いと、それでも今、一区切りした段階で「自分のために記録しておきたい」というモノが湧いているので「得たモノ」ということで書いておきます。

★ここまでの2017

「2017年」という言葉を思い浮かべるだけで泣きそうになるくらい、日々の暮らしにおいて大きな経験がありました。ぷく・エビス(ブログ界で有名&うちのお犬様と同世代で10年来見てきたワンコたち)も亡くなって、本当に本当~に私の中ではひとつの時代が終わった感があります。

「経験してみないとわからない」

「その時になってみないとわからない」

ことって色々あるもんですね。

そんなこんなで、私のピアノへの向かい方も去年とは全違うものとなり・・・

ピアノどころじゃない、という日々も多々ありましたが、ひとつだけ心がけたのは「できるだけ予定はキャンセルせずに行動しよう」ということ。

参加すると決めていたものは欠席せずに参加し、その分、新たな約束やエントリーは控えました。

というわけで、発表会や弾き合い会への出没も控えめだったワタクシですが(笑)、年初にエントリー(お金振り込んじまった)したエリーゼ祭には出ました。さんざん盛り上がった去年とは違い、予選(6月)と全国大会(11月)は同じ曲(しかも1曲)という地道ぶり。興味の対象が移るテンポが速めの私にしては珍しいことですが、1曲を長~~~く持ち続けたことによって得られたモノがありました。

★ひとつの音を丁寧に・・・の進化

 エリーゼ音楽祭の参加目標に「一音一会」と書きました。そのコメントを提出した時点(2月、7月)では、その時の私なりにそう思って書いていましたが、10月末に見つけたBorisの演奏(このサイトでも紹介したアレ)によって「あ~、こういうことか。。。」と新たな境地を開きました。「今までわかっていなかった自分」「わかりきっていなかった自分」がわかったというか。甘かったというか、音への向き合い方がちょっと違ったわ、と。

だから今やりたいことは、これまでに一度仕上げた曲のやり直し(復習)。主に「音の出し方・作り方・つまりは弾き方」を軸にもう一度見直すと新たな音楽が奏でられそう。すべての曲とは言わないまでも、悲愴第3楽章や去年かなり弾き込んだ(と思っていた)シベリウスの曲たちなど。

傍から見れば「大して変わらないじゃないか・・・↓」となるかもしれないけれど、悲愴3の出だしの音など、これまでとは違うアプローチ(心持)で音を出せそうです。


というわけで、今年はあまり活性化していなかったけれど、それでも何か続けていれば出会えたり拾えたり得られるものはあるんだなと思えた今日この頃。