【ツインレイ】どれだけ憎くても
憎しみや憎悪という言葉を用いると
少しばかり過激な印象が伴ってきますが
男性レイの顕在意識へ一番に上ってくる思いは
女性レイに対する憎しみの感情かもしれません。
「彼女のせいでこうなってしまった」というように
ふたりが別離に至る原因の全ては女性側にあると思い込み
自分の決断を正当化しようとしているからです。
正確には、このように思い込まなければ
精神状態のバランスを保つことが出来ないほどに
男性レイの心が傷付いていると言えるでしょう。
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これまでも何度か触れていると思いますが
サイレントが幕を開けたばかりの頃から
サイレントの後期に入っていくまでの期間
男性レイにとっての女性レイの存在とは
自分の心を激しく傷付けた憎い相手 です。
ですので、男性レイの気持ちを刺激したり
憎悪を増幅させない為にも
女性レイは何も働き掛けないことが重要です。
皮肉にも「彼女が憎い」との思いを強く掲げることは
男性レイがサイレントの日々をやり過ごしていく
一助のようなものになっている部分があります。
憎いからこそ、寝ても覚めても
常に女性レイのことが頭と心から離れない訳ですが
男性レイは次第に少しずつ気付きを得ていきます。
好きだから、愛しているから
自分を傷付けた彼女が憎い
好きだから、愛しているから
彼女のことが忘れられないし
これ程までに自分の心が傷付いている というように。
例え、憎しみの感情を抱いているにも関わらず
男性レイの根底にあるものは女性レイへの深い愛情です。
愛情だけには決して嘘が付けないでしょう。
その為、ふたりの現状や関係性が
どのような状態であったとしても
女性レイに困難の降りかかるようなときには
つい、優しさと愛情を差し渡したくなります。
ですが、プライドや心の傷が邪魔をして
男性レイは素直に表現することが困難です。
それでも、男性レイなりのスタイルで
直接的 / 間接的に優しさや愛情を見せてくれるはずです。
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男性レイがさり気なく示してくれる優しさと愛情を
見て見ぬ振りをせずにキャッチすることで
ふたりのステージは必ず前進していきます。
男性レイの憎しみの裏側には愛情が隠れています。
そして、まだ癒えていない傷も確かに存在しています。
どれだけ憎くても、優しさを手渡さずにはいられない
どれだけ憎くても、愛情を伝えずにはいられない
男性レイのこのような葛藤をきちんと理解することも
女性レイの大切な学びのひとつです。
* サイレント後期に入ると
男性レイの憎悪の度合いは落ち着いていきますが
再会を迎えた時点で振り戻される可能性があります
また、統合期に移っていくまでは
男性レイの優しさと愛情をキャッチするのみで十分です