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小林義男 Yoshio's Ownd

「原子心母」とSK88 Pro。

2022.02.07 18:34

今月28日のテアトロ・アビエルトでのライブでは前衛生け花(という言い方があるのかな?)、踊り子さん、身体表現(ダンス、ボディ・パフォーマンス)とのコラボレーションを行います。

基本は即興ですが、その中でPink Floydの(というか、ロン・ギーシンの)「原子心母」をやってみたいと提案しています。 

Floydの曲で空間を満たして、その中でパフォーマンスしてもらったらと常々考えていましたので、この機会にと。

かつてはフランスのローラン・プティ・バレエ団がをPink Floydの生演奏で踊ったことがあり、ダイジェストですが映像も見ることができます。

当時のステージセットもそのまま活かしてる。すげえ。

僕の持ってるFloyd本では「原子心母」をやったと書いてあったと思ったんだけど、「エコーズ」だなあ...。「ユージン斧に気をつけろ」もやってる。

これ、ピナ・バウシュ・バレー団がやったら面白いだろうな。



とはいえ、今回考えているのはギターとオルガン、メロトロン以外は全部オケ。

10年以上も前に活動していたユニット用に耳コピして作ったものを使います。

確か当時、年末、年始で作ったはず。楽譜も書いてはみたけど、結構ミスが...。

勢いでやってましたから...。^^;

再現不可能なパートとして、馬車、バイクなどの効果音。

コーラス隊が何やら不思議な言語で喋っているパートも当然再現不可能なので、リズムだけ合わせたものにしました。(最近ネットで調べたら歌詞を見つけました!)

参考音源としてアルバムはもちろんですが、海賊版のライブ演奏も参考にしました。

「原子心母」って合唱+吹奏楽団の生演奏は数回しかやってません。

そりゃ、合唱に吹奏楽団にお金かかるし、大勢いるとコミュニケーションも大変だ。

その後は4人のメンバーだけで演奏してます。有名な箱根のライブもそうですね。

ただ、Floydは「原子心母」をあまり好きじゃなかったらしく、この曲のバンド演奏発展形として「エコーズ」を作ります。これは本人達も満足したみたい。確かに構成は同じ。


音源はRolandの「SK88 Pro」。当時のDTM定番音源です。

金管セクションの音、自分には妥協できるレベル。「SK88 Pro」の音色って、割とオールマイティに使えるものが多く、変に個性があって使いづらいものは避けているように思います。かつ、いろんなバリエーションの音色がかなり多く入っているので当時はメインで使っていました。

コーラスパートも「SK88 Pro」。いろんなバリエーションのコーラスを混ぜて作りました。

オルガンなんかもいい感じで鳴ってくれます。

とはいえ、昨今の超リアル音源と比較するとチープな印象はぬぐえません。

オススメ使用例として「他の音源と混ぜると良い」と言われています。