おもちゃ『オーボール』
アメリカのベビーグッズメーカーのキッズツーが手掛け世界的にヒットしたこのオーボールは子供の身体発達と知能発達にとても良い影響を与えるおもちゃです。木のおもちゃを押している私の眼から見てもオーボールは乳児に与えたいおもちゃでもあります。
幾つもの種類が販売されていますが今回は最低でも持っていたい2種類を取上げています。
オーボールの特徴として軽くて柔らかく弾力性があることです。まだものを確りと掴めない乳児であっても扱いやすく、物に押し付けて潰れてしまうものの直ぐに元の形に戻る弾力性が安全性や耐久性にも優れています。
またこの自在に変化するおもちゃから受ける反応により乳児は多くのことを学習していきます。この脳に働きかける刺激と乳児自らが行う口探索や手探索により大人が考えている以上に多くのことを実験しています。
先ず生後2ヶ月過ぎから子供に使用することができるのがこの『ベーシック』です。まだ手や指の力もなくオーボールの穴に指を引っ掛けて手にすることができます。生後6ヶ月までは特に注視して物を掴むことを中心に取組むことが必要になります。
手や手首、指に力が入るようになれば握ることが可能になります。それでもまだ木製のラトルを握ることが難しい場合にこの『オーシェイカー』がお勧めです。オーボールの穴に指を入れて重さに慣れてから握ることを促していきます。
グリップ部分にはカラフルなビーズが入っているため音を楽しみながら振ることで手首の可動域を楽しみながら広げることができます。
男の子の場合タイヤ付きの車タイプのオーボールを先に購入される方がおられますが、車タイプが使用できるのはお座りやハイハイができるようになってからです。できるだけベーシックを購入し遊びを充実させてから車タイプを与えるべきではないかと考えます。今回は最低限のオーボールについてのアナウンスを行いましたが、それ以外にもお勧めのポイントがありますので購入を検討されている方はレッスン内でお尋ねください。