おもちゃ『ブリオ社 すずのガラガラ』
2022.05.10 00:00
スウェーデン王室御用達の玩具メーカーブリオ社の『すずのガラガラ』を取上げます。
ブリオ社は法律で決められている以上に厳しい基準を自社で取り決め、安全性や耐久性に配慮しながら乳児期から使用できるおもちゃを製造しています。
乳児が持つには重い58gほどあるため教室ではお母様が手にして生後2,3週間の乳児の固視や追視の取組み時に使用してもらっています。
クラシカルなデザインだけでなく視力の未発達な乳児であっても認知できる色使いであること、そして乳児の発達している聴力へ働き掛ける鈴の音色がまた取組みに適しています。
生後4ヶ月以降にこのラトルが持てるようになると乳児自ら慣れ親しんだ音を立てることを楽しみふり続ける遊びを行います。写真でも分かるようにブナ材のとても良い手触りも魅力の一つです。視覚・触覚・聴覚の発達を促すために使用したこのラトルを今度は寝返りやずり這い、ハイハイを促すために転がして手にする粗大運動に取入れます。生後6ヶ月以降は手先の微細運動と粗大運動を通して急激に知的発達を行う時期に入るため、ラトルを追いかけることをどんどん促し脳発達を勢いつけていきましょう。