スキージャンプの規定違反
2022.02.08 01:46
北京オリンピックも賛否両論ある中はじまりました。
羽生選手のことが気になって何も手につかないのですが、
スキージャンプ団体の規定違反騒ぎは残念でしたね。
原田選手が体重不足で失格になった時(2006年、トリノ)も驚いたけど、
あの時はスキー板の長さに対して体重が足りりないという話でした。
今回は単純に「スーツが大きいから」という理由だそうです。
足の裾に余裕があるとスーツの中に空気が入って、
身体が浮きやすくなってしまうから。
風船みたいに軽くなるってことらしいです。
ジャンプは重力との闘いなんだな、と改めて思いました。
卓球の不正ラバーとか、競泳の「レーザーレーサー」とか、
過去には道具が物議を醸した例もあり、
近代スポーツで勝つためには心技体だけでなく、
道具の研究も不可欠になっていますよね。
最近では長距離ランナーの厚底ブームが話題になっていました。
スポーツギアの進化が人類の記録を伸ばして、
感動をくれたことも事実だし、
そのために尽力されている方たちもいる。
でも道具に振り回されるのは後味が悪い。
難しい問題ですが、気候変動も大きい昨今、
今後に向けてぜひ改善策を練ってほしいです。