疲労回復になるお風呂の入り方
疲労回復になるお風呂の入り方で
バスソルトに使う塩についての質問をいただきましたので
入浴時の塩の作用について簡単にまとめてみます。
主な作用としてあげられるもの
血行促進・・・冷えやむくみの解消
発汗作用・・・ダイエット効果
塩溶効果・・・角質ケア
殺菌作用・・・肌トラブルの解消など
塩にはミネラル分が豊富に含まれてています。
ミネラルにはタンパク質を溶かし出す作用・・・塩溶効果
肌を保湿する作用があります。
その他に
末端の血流を改善する働きがあります。
血液がスムーズに流れると体全体に熱が運ばれ、体温が維持されます。
入浴時にお塩を入れると
身体が温まりやすく
汗もかきやすくなり
ミネラルのおかげで保湿作用にも働きかけるというわけです。
塩の作用は
いいことづくめのようですが・・・
塩が体に残っていると肌を過乾燥の状態にしてしまうので、入浴後は
体をしっかり洗って塩を完全に流します。
また、アロマオイル(精油)を入れる場合
・精油を少量のエタノールで溶かしてから塩に混ぜる。
(浴槽に直接入れると故障の原因になることもあります。)
・皮膚の弱い人は洗面器などにお湯に数的垂らし芳香浴にする
・ペパーミントなど皮膚刺激作用の強い精油は控える
(特に・小さなお子様・ご高齢者と一緒に利用する場合)
・1〜3滴ぐらいの量を目安に使用する
などの注意も必要です。
塩風呂に入る注意として
・天然塩を使う
(精製されている塩は加工される段階でミネラルが失われてしまいます。成分のほとんどは塩化ナトリウム(99%以上)ミネラルを多く含む天然の岩塩やあら塩を使用します)
・入浴後お風呂からお湯を抜いておくことを忘れないようにしましょう。(塩分による錆などの防止のため)
・塩風呂に入るのは週2〜3回を目安にしましょう。
リラックスするバスタイムをお過ごしください。