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退屈と惰性と 改

ヘキサギア ガバナー バンプアップ・エクスパンダー & オルタナティブ トラックダウン レビュー

2022.02.12 07:54

 今回のレビューは、1/24スケール ヘキサギアより、

“ガバナー バンプアップ・エクスパンダー” と、

“オルタナティブ トラックダウン” です。


 異形ガバナーの先駆け(?)、パラポーン・エクスパンダーが規格外の進化を遂げて

“バンプアップ・エクスパンダー” として帰ってきました。

 今回は、事実上の専用装備となる “ガバナーウエポンズ ガトリングブレード” と、

前月に発売されたオルタナティブシリーズの第4弾、

“トラックダウン” も

併せてレビューしていきます。


 パラポーン・エクスパンダーが発売された当初、そのアメコミヒーロー(というよりはヴィランか)的なデザインが、僕はあまり好きにはなれませんでした。

 その後もゾアントロプス・レーヴェや白麟角、ケツァールといったクセの強い、そして単独でも十分に戦闘力が高そうなガバナーが続々登場してきたので、いやもうヘキサギア要らんやん、このままアメコミ風の超人が闊歩するような世界観になってしまうのか? という危惧すら抱いたくらいです。

 しかし間もなく第2世代型とアーリーガバナーが商品展開の主軸となり、またミリタリー感が強めになってきて個人的にはホッと一息。

 第3世代時期のガバナーも、ポーンをベースにしたナイトシリーズなどが発売されましたが、妙に能力の突出したバケモノ級はもう出さないのかな、と思っていたところに、これですよ(笑)。

 通常型(?)のエクスパンダーは、確かにポーンやセンチネルに較べると大柄でしたが、それでもいわゆるガバナーの規格から外れるものではありませんでした。

 ともすれば、デザインのイメージからするとむしろ小さいんじゃないかと思えたくらい。

 実際は、最初から今回くらいの大きさで出したかったんじゃないだろうか? 

 そんなわけで、これまでに発売されたガバナーのなかでは最大のアイテムとなったバンプアップ・エクスパンダー。

 しかも、一般販売版はメイン武装となるガトリングブレードは別売り。

 公式ショップ限定で本体にガトリングブレード、さらにオマケパーツの付いた “コレクターズエディション” が発売されていますが、そちらの価格は初期のヘキサギア1体分を超えています。

 ちなみに僕は一般販売分の本体とガトリングブレードをそれぞれ1つずつ購入。

 限定版に付属のオマケとアーカイブカードも魅力的でしたが、とりあえず今回は我慢。

 そしてもう1アイテム、併せて紹介するのはお手軽価格で小型のヘキサギアをリリースしていくオルタナティブシリーズの最新作、トラックダウン。

 猟犬をイメージさせる4足タイプの小型ヘキサギアで、なんと1箱に2体入りのお得感が嬉しいキットです。

 ちょっとした手違い(?)で3箱、都合6体飼うことになってしまいました(笑)。


 それでは、レビューしていきます。

 キットはパチ組み。トラックダウンの目だけマーカーで塗装しました。


ガバナー バンプアップ・エクスパンダー

 基本デザインはそのままに、通常型より全体に二割ほど大型化。

 プロポーションはさらにマッチョに、各ディティールの密度も当然増しています。

 後ろ姿もすごい情報量・・

 背中の脊椎を模したようディティールがなかなか気持ち悪いです。


 もう手っ取り早く、先に通常型と並べて較べてみましょう。

 もはや完全にスケール違いというか、HGとMGを並べたみたいになっています。

 ついこの間も同じようなこと言ったな・・ 

  ボリュームだけでなくプロポーションの違いも一目瞭然ですね。

 バンプアップ・エクスパンダー(以下、バンパン)は非常にバランスのよいマッチョになっています。

 成型色もけっこう変わっており、バンパンのスーツ(装甲?)の色は初期型のバルクアームαと同じダークブルーになっています。


 では構造含めて各部を見ていきましょう。


 真っ赤なラバー素材っぽいマスクを被った頭部。

 通常型に較べ非常に立体感のある造形になっており、落ち窪んだ位置にある目は塗装済み。

 コレクターズエディションではダメージ表現のある頭部とマスクを脱いだ素顔の頭部、2種の差し換えパーツが付属しますが、一般販売版ではノーマル状態のマスク頭部のみ。


 通常型では首の接続部は固定でしたが、今回は胴体側と頭部側、2箇所で可動する首パーツが再現されています。

 だた、口許にボンベ状のパーツがある頭部なので実際の可動はそれなり。


 肩の基部はボールジョイントで可動し、引き出しと若干の跳ね上げが可能。

 前腕は中ほどでスイングできるほか、ハンドパーツの接続がFAGなどで定番の球体関節になっているので、手首部分を柔軟に動かずことができます。

 ハンドパーツは画像の平手ほか握り手、2種(角度のあるなし)の持ち手、さらにサムズアップ、指差し手の計六種が左右分付属する充実ぶり。


 股関節は左右独立してスイングできます。

 胴体は胸部、腹部、腰部のブロック構造になっており、とくに腹部と腰部の接続部には引き出し構造もあり、深い前屈、

反りが可能。

 左右へも大きく捻ることができまず。


 通常型と較べると、格段に可動性が増しているのがわかります。

 単純に可動箇所が増えていることもあってその差は歴然。

 バンパンは構造的にもFAGやメガミに近いものになっています。

 肘、膝ともに二重関節にもなっていますしね。


 ほとんどの接続部が3㎜軸径なのでこんなことも。

 手首ジョイントも前腕側の接続軸が3㎜なので、そのまま足首と付け換えられるんですよね。

 さらに異形感がアップしました。


ハンドキャノン

 本体付属の武器としてハンドキャノンが2丁付属。

 1パーツ成型ですがディティールは精密です。

 通常型にはなく、今回新規にデザインされたものですが、これももちろんバンパンに合わせたサイズになっているので、標準的なガバナーの手には文字通り余る代物。

 むしろFGなどにちょうどいいサイズですね。


 2丁まとめてマウントできる専用パーツが付属。

 腰裏などにマウントできます。


ガバナーウエポンズ ガトリングブレード

 通常型では同梱の付属武器だったものがバンパンに合わせたサイズにリデザインされ、一般販売では単体オプションとして発売。

 その名の通り、ガバナー用の追加武装オプションをリリースしていくシリーズの第1弾というかたちになりますが、ガバナー用武装という意味では、やはりサイズ的にバンパン専用武装という感じがします。

 基本デザインは通常型付属のガトリングブレードを踏襲していますが、バックパック左右に大型のタンク状のパーツが追加されました。


 通常型と比較するとこの通り。

 HGとMG・・もういいよ(笑)。


 ガトリングブレード本体はブレードやグリップなど、多くのパーツが3㎜軸接続になり、任意に取り外しも可能。カスタマイズ性が増しました。

 通常型では一体成型の軟質パーツだった弾帯は、リード線にパーツを一つずつ通していく仕様に変更。

 ポージングへの追従性も多少上がっています。

 なお、弾帯パーツは片方にき36個付属するのですが、本来バンパン用とする場合に使用するのは26個で、FAGなどに取り付ける場合は36個すべてを繋げる、ということになっています。

 しかしリード線を切る必要があるので、当然あとから長さを変えることはできませんから、今回はとりあえず36個全部繋げてみました。

 大は小を兼ねますしね。


 というわけで、バンパンに装備。

 取り付けは六角軸。背部コネクタに、ヘキサグラムを外して取り付けます。

 ほかのガバナーなどに取り付ける場合も同様。

 すごいボリュームです。 というか、やはり弾帯長過ぎですね。

 取り回しが悪いったらない(笑)。

 大は小を兼ねなかったか・・まぁ、しばらくはこのままでいきます。


 ガトリング砲として使用する場合は下部のトリガー付きのメイングリップを、

ブレードとして使用する場合は後部のグリップを保持します。

 持ち手の指の開きはちょうどいい広さで持たせやすいです。さすが新規造形ですね。


 非使用時はバックパック左右にマウント。

 3㎜軸ジョイントパーツを使用します。


オルタナティブ トラックダウン

 オルタナティブシリーズ久々の新作ですね。

 発売されたのはバンパンなどの一月前ですが、単体でレビューするにはボリュームが足りない気がしたので、今回まで寝かせていました。

 イヌ科モチーフの小型無人ヘキサギアです。

 非常にシンプルな構造ですがしっかりとイヌ科のプロポーションが再現されており、もちろん可動も必要十分。

 ほとんどの接続部、間接可動部が3㎜径の軸、またはボールジョイントになっていますが、ボールジョイント接続部についてはけっこう外れやすいのは玉に瑕。

 キット最大の特徴(?)は2体セットということですかね。

 単体の定価が税抜き900円という破格のアイテムです。

 まぁ、お安いぶん塗装済みパーツなどはなし。

 今回は先にも言ったように目(モノアイセンサー)だけマーカーで塗装しました。

 せっかくなので、6体それぞれに色を変えてみましたよ。


付属武器

 ガバナー用の手持ち武器としても使える軽機関銃(画像上)とグレネードランチャー(同下)が付属。

 グレネードランチャーはアーミーコンテナセットに付属するものとよく似たデザインですが新規造形です。

 それぞれトラックダウン1体に付き1丁ずつ、1箱で2丁ずつ付属します。


 トラックダウンでは長い尻尾型マニピュレーターでの保持が可能。

 ちなみにこのマニピュレーター、デフォルトで角度が付いており、

そのまま持たせるだけでストックなどが干渉せず、武器をまっすぐ正面に向けられるようになっています。

 素晴らしい。

 また、前脚の基部パーツをラッチ付きのものと交換することで、

肩の位置に武器をマウントすることも可能。

 このラッチ付き基部パーツは1体に付き1つしか付属しませんが、左右で形状は同じなのでもう1体のほうからパーツを拝借して交換することで両肩に武器をマウントすることも可能です。


ドロイドモード

 小型ながらシステムコンバート機能を備えていることもトラックダウンの特徴。

 ということで、4脚形態から胴体を起こし、後脚に尻尾を合わせた3脚で歩行するドロイドモードに変形。

 ・・うん、変形・・かな?

 スターウォーズとかに出てきそうなドロイド感はあるけど。

 前脚は側面の3ミリ軸に武装を取り付けるかたちですが、先端の形状的に作業用のマニピュレーターという感じではありません。

 おそらく通常時よりも機動性にも劣ると思うので、実際この形態に変形する意義は謎ですが・・そんなことどうでもいいかな。面白いから(笑)。

 自立はまぁまぁ不安定です。


 通常モードとドロイドモードで。

 複数機を投入し、通常モードで侵攻したのちにドロイドモードに変形して一斉射撃にて面制圧をする、という運用がメインという感じですね。

 ただドロイドモードは反撃食らったら弱そう。


比較画像

 まずあらためて両エクスパンダー。ガトリングブレードを装備した状態で。

 本当に、どんなドーピングしたんだよ? ってくらいの変わりよう。

 武器のほうもこれ本来はヘキサギア用の重火器だろ、って感じですね。

 なお、先にも言ったようにアーカイブカードはコレクターズエディションにしか付属しないうえ、公式ページでも詳細な解説が掲載されていないので、バンパンの位置付けがイマイチわかりません・・


※通常型のパラポーン・エクスパンダーについては、以下のデモリッション・ブルートのレビューで紹介しています。

 一般ガバナー代表、パラポーン・センチネル(Ver.1.5)と。

 大人と子供くらいの体格差。


※パラポーン・センチネル Ver.1.5については、以下のバルクアーム・グランツのレビューで紹介しています。

 続いてトラックダウン。オルタナティブ並びで、まずはスニークサイトと。

 スニークサイトがなかなかでかい。

 クロスレイダーに乗ったヒューマノイド・ジェスターと。

 通常ガバナーサイズで見るとトラックダウンはそこそこの大型犬なんですよね。

 ドーベルマンくらいの感じかな。

 しかしこれ、どちらも生き物じゃないと思うとけっこう怖いですね。


※ヒューマノイド・ジェスターについては以下より。

 バンパンとトラックダウンで。

 いいサイズ感。

 カラー的にもぴったりで相棒感があります。

 


以下、画像

 まずはバンパン単独で。

 各部の可動域についてはすでに言及しているので、ここでは実際のポージングをいくつか。

 胴体部分の捻りに股関節可動も相まってセクシーポーズもばっちり(笑)。

 キレてる! キレてるっ!


 立て膝でハンドキャノンを構えても様になります。

 ただ太腿ロール軸と膝関節がけっこうキツめなので調整したほうがいいかもですね。

 折ってしまった人が何人かいました・・


 ガトリングブレード装備で。

 やはり弾帯パーツ36個全部繋げると持て余しますな。イマイチいい感じに構えられない。

 とはいえ、リード線を通すタイプなのでM.S.G ベルトリンクなどと違って弾帯自体の動きをある程度固定しておけるので画的には派手でよいですね。


 1丁だけ装備で。

 通常型と違ってサブグリップが可動するようにもなったので、両手で1丁を持つポーズもとらせやすいですね。


 ブレードとして。

 こちらの持ち方のほうが取り回しはよいですね。

 むしろこの場合は36個繋げておいたほうがよいかも。

 なお、スタンドを使う場合は腰裏もしくはバックパック中央の3㎜穴が使えます。


 エクスパンダーといえばアグニレイジ、ということで騎乗。

 ・・うん、さすがのアグニでもバンパン乗せるのは辛そう。

 そもそもうちのアグニはもう足腰がかなり弱っているんですが、なんとかギリ自立できました。

 では、ほかにしっくりくるヘキサギアはないというところで思い出したのがバンディットホイール。

 ちょっと脚が窮屈なんですが、全体のバランスはぴったり。

 レーヴェ乗せるよりしっくりきました。


 続いてトラックダウン。

 通常モードで。

 伏せたり、伸びたり。

 まぁ犬っぽい仕草はそれなりにできます。

 というか、尻尾が長いのでむしろ猫っぽいか?


 ドロイドモードは

・・あまり動きませんね。

 自立させようとすると3脚の可動が限られるんですよね。


 ほかのガバナーなどとも組み合わせて、いろいろとシチュエーション再現。


 バンパン VS レーヴェ。

 異能アクション漫画とかでありそうなシーン。

 隣の部屋の壁ぶち抜いて現れる感じですね。

 この体格差ならレーヴェに勝てそうな気がしますが・・たぶん序盤だけ圧倒してるような展開で、でも途中から本気出したレーヴェにあっさり負けるパターンかな。


 Hey! オレたち今から楽しいとこ行くんだけど、あんたもどう?

 チャラ男バンパン。

 たぶん、ローズには相手にされない(笑)。


 お手。

 よしよし、偉いぞ。


 ターゲットはあいつだ。ゴー!

 トップブリーダーバンパン。


 ちょっとコンビニまで行ってくる。おまえも来るか? 

 こういう人いそう(笑)。

 モンキーに乗るゴリラみたいな。


 お爺さん、お婆さん、これから私は鬼ヶ島に鬼退治に行ってきます。

 鬼みたいな見てくれのやつがなに言ってんだ!?

 あと、誰がお爺さん、お婆さんだ!?

 ・

 ・

 ・

 なんやかんやあって、鬼ヶ島に到着したパン太郞であったが・・

 あ、これは勝てんわ・・


 パン太郞の鬼退治 完


 ガトリングブレードはガールキットにもよいサイズということで、たぶん似合うのはFAG 轟雷あたりなんですが、ここはせっかくなので(?)背中に六角穴がある事実上のヘキサギアであるルミティアに装着。

 名付けて、

へービーアームズ ルミティア

 まぁ、そのままだとガトリングブレードのバックパック側の六角軸が短いので六角ジョイントパーツで延長して取り付けたんですけどね。

 笑顔の殲滅天使。

 必ず天国に連れてってくれる。


 一方、とあるモデラーさんのツイートに公式も反応した、バンパンとメガミのミキシング。

 発売時期の重なったスサノヲを組み合わせる人が多かったように思いますが、僕はあえて(?)SOLと合わせてみました。

 ということで、


バンプアップ・SOL

 カラー的にもアメコミヒーロー感の強いものになったのではないかと。

 ローさんベースなので少年っぽくも見えますね。フルフェイス被ってますけどね。

 実際、いい感じにデフォルメの利いたプロポーションになって、これはこれでアリだな、と思います。

 そういえば、ガバナー使った組み換えって初めてかも。

 まぁ、バンパンは標準的なガバナーではないですけども。


  ポーズも。

 頭部の可動はほぼ死んでます(首をどうにか延長すればよいんだけど)が、ほかは普通に動きます。

 むしろ初期のメガミよりも動くかも。

 後ろのスカート状のブースターがお気に入り。

 弾帯は繋ぐとうるさ過ぎる気がしたので、もう使いませんでした。


 トラックダウンでもいくつか組み換え。

トラックマンティス

 トラックダウン2体(1箱分)のみを使って。

 脚部の形状のせいでどうしても昆虫型しか思いつきませんね。

 というか、ほぼ脚の位置や組み合わせを変えるくらいしか僕にはできない・・


トラックダウン・ゼクス

 トラックダウン6体合体。

 トラックダウンはほぼそのままに、6体を連結して一応の人型(?)にしてみました。

 胴体の前後に2体、あとは左右の腕と脚にそれぞれ1体ずつ。おおよそはアニマギアでパターン化している手法です。

 トラックダウン3箱分のパーツのみ使用。

 すべて3㎜軸での連結なので自立できるだけ。可動性もほぼありません。


オルタナティブ アヌビシア

 スニークサイト、ジェスターとのオルタナティブミキシング。

 エジプト感強めな仕上がりになりました。

 こんなん向かってきたら怖いだろうな(笑)。


 あと既出ですが、NOSERUのフレームと合わせたチャリオット型もついでに。

 画像も使い回しですみません・・


 以上、“ガバナー バンプアップ・エクスパンダー” 、“オルタナティブ トラックダウン” でした。


 ヘキサギア界隈では既存のガバナーを組み換えたり、パテなどを使って造形、改造したり、塗装したりして世界に1人のマイガバナーを生み出しているツワモノも大勢いらっしゃるのですが、僕はこれまでがバナーに手を加えるということはしてきませんでした。

 せいぜい足りない色を塗ったり、アーリーガナバー系だと目鼻口のモールドに沿って墨入れしたりはしましたが、それ以上はハードルが高くて・・

 まぁ、それ以前にオリジナルキャラを作ろうという発想に至らないんですよね。

 やっぱり、ヘキサギアの主役はあくまでヘキサギア(メカ)で、ガバナー(人)は脇役という感覚が強いんだろうな。

 まぁその主役も、完成後、レビュー用の画像を撮ったあとはだいたいDTAの乗り物になってるんですけどね(コラ!)。

 そんななか(?)発売された今回のバンプアップ・エクスパンダーですが・・これはもうすでにキットのカテゴリとしてはガバナーではないですよね。

 小型人型ヘキサギアデスよ。そういう意味ではオルタナティブですよ(違う)。

 標準的なガバナーにはなかった高い拡張性。

 明らかにガールキットを参考にしたと思われる構造。

 その結果獲得した、彼女たちに匹敵する可動性。

 いやはや、こんなに面白いキットだとは思っていませんでした。

 ほとんど違和感なく(若干デフォルメ気味にはなりますが)メガミほかのガールキットとミキシングできる点も・・これはひょっとしたら想定外だったのかもしれませんが、画期的だったと思います。

 さらにシリーズの垣根が低くなった。

 もうなんでもありだな、コトブキヤ(笑)。

 トラックダウンも、ともすれば高額化の一途を辿るシリーズ内にまだ良心が残っていたのか、と思わせる低価格2体セットアイテムでホッと一息つかせてくれてありがとうございます(なにを言っているのか・・)

 まぁ、内容的には価格相応なのですが、あっという間に組み上げあれてしまいますし、モチーフ的にも複数欲しくなるものですから、これはこれくらいでちょうどいい。

 もっと本格的なイヌ科モチーフの機体が欲しいなら、ちょうど再販されたところのウィアードテイルズをどうぞ、というところですね。

 あ、ウィテルのビット随伴機みたいな想定も面白かったな、と今思い立ちました。

 というわけで、白と赤のカラバリダウンください(笑)。

 実際のところ、カラバリは出しそうな気がするんだよなぁ。


 で、まさに本日2月11日、コトコレ ONLINE 2022[WINTER]の二日めにヘキサギアの新作の発表もありました。

 オルタナティブの第五弾、ハチがモチーフの小型ヘキサギアと、待望の人型の最新鋭機が初お目見えとなっています。

 前回が大ボリュームだっただけに今回控えめですが、それでもしっかりツボを押さえたライナップ、さすがです。

 本当、深い沼だな・・


 といったところで、今回は終了。

 またのご訪問を。