対立関係で盛り上げる
2018.05.06 02:00

みつむらです。
ゴールデンウィークに入って、やっと雑務を整理し終わった…というところです。
対立っぽい猫ちゃんの画像を拾ってきました。
今日は人に面白いと言われる物語を書くコツの1つ「対立関係」について。
よく聞く手法だと思います。
代表的な高校演劇の作品、『7人の部長』や『もしイタ ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』でお馴染みの畑澤聖悟さんの作品、『俺の屍を越えていけ』等、会議形式の戯曲は数多くあります。
そして、どれもが素晴らしい作品に仕上がっています。
僕の作品『オーダー戦争』や『賽の河原』もまた、この対立関係を描いた会議形式の戯曲といっていいでしょう。
『オーダー戦争』は「パスタを食べる派」と「パフェを食べ派」の争い。『賽の河原』は「あの世へ行きたい者」と「あの世へ行くための舟を漕ぎたくない者」の争い。
「⚪⚪がしたい」という動機さえ見つければ、それとは反対の「◼◼がしたい」登場人物を作り、あとは中立の立場にあるもう1人の計3人がいれば、20分の物語はすぐに書けます。
最近はこの形が僕の中のテンプレートになってて、そこにアレンジを加える形で読み味を変えてます。
他にも僕の中のテンプレートはあるのですが…。
そのお話はまた今度ということで。
以上!
おわりっ!
みつむら