年金
こんにちは。
今日は、FP田邊がブログを担当いたします。
今月は「ねんきん月間」って、ご存知でしたか?
期間中は、全国各地の市・区役所や大学、商業施設などで、
年金事務所職員の方が出張年金相談を行うそうです。
ちなみに11月30日は「年金の日」ということで、
ご自身の年金記録や公的年金の受給見込み額を確認していただき、
老後の生活設計に思いを巡らしていただくことを目的とされているそうです。
※ご参考ホームページ
『日本年金機構』
http://www.nenkin.go.jp/service/nenkingekkan/gaiyou/2017.html
『厚生労働省』
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000052617.html
老後に公的年金はいくらくらい受け取れる?
よくある質問です。
ご自身が将来受け取れる年金受給見込額を把握されている方は
多くはないように思います。
個人の年金について調べる方法として、
「ねんきん定期便」と「ねんきんネット」の二つがあります。
「ねんきん定期便」は毎年1回誕生日月に届きますが、年齢によって異なる点があり、
・50歳未満の人
これまで実際に収めた保険料に応じた年金見込額
・50歳以上の人
現在の加入状況を60歳まで継続した場合の年金見込額
となっていますので、50歳未満の人は、ねんきん定期便だけでは将来の見込額は分かりません。
「ねんきんネット」では、最新の年金加入状況から年金見込額まで、
インターネットでいつでも確認できます。
また、追納・後納が可能な国民年金保険料も確認できますので、便利ですね。
ねんきんネットを利用するには、利用登録が必要となります。
日本年金機構のホームページから、簡単に登録できますので、お勧めです。
現時点での年金受給見込額を知ったところで、
将来受け取れるとは限らない、というご意見も聞くことがあります。
もちろん、見込額なので、保障されている金額ではありません。
今後の加入状況や経済の状況など、様々な要因で変化しますが、
あくまで目安であっても、現時点での見込額を把握することは、
老後の生活設計を考える上でとても大切なことだと思います。
また、公的年金制度は老後の年金だけではなく、
いざというときの障害年金や遺族年金の制度もありますので、
この機会にご自身の年金加入状況、将来の受取見込額など、
ご確認されてはいかがでしょうか。
(アメブロに掲載したものですが、当事務所のホームページに再掲しました)