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上下関係の時代は2022年でピークアウトへ

2022.02.13 08:20

悠城レニです☆


自分らしく生きられない。

その元凶は親子の上下(主従)関係にあります。

親が「上」で、子どもは「下」の存在です。

「こども庁」が「こども家庭庁」へ。

昨年末のニュースですが、今頃読んで、これも「親子の上下関係」から脱するか否かのせめぎ合いの一つだと思いました。

子供政策を取り組む新しい組織の名称は「こども庁」の予定だったのですが、その後なぜか「家庭」という二文字がくっつけられてしまったとか。

それで、いろいろな意見が飛び交っているようです。


・こども庁(こどもまん中→一人の人間としてサポート)

・こども家庭庁(家庭の中のこども→上下関係の下らしくなれるようサポート)


さすが国は個人の集合体。

ちょっとした名称変更でピンときてざわついているあたり、

個々人の「自立の気分」が社会全体に浸透してきているのを感じます。

数秘で2022年は宇宙年6ですし、ある意味、節目の年ですね☆

日本は長く親子は上下関係でした。

子どもは下の存在としてないがしろにされてきています。

「下」は「上」を生かすために生きることを求められます。

なので、「下」が「上」のいうことを聞かなければ罰を与えても正当です。

暴言、暴力、すべて許されます。

それで機能していた時代が長らくあったのです。

でも、今は、もう時代も環境も変わり、続けることは難しくなっています。


上下関係の親は、それが正当と信じて子育てをしてきています。

親自身もそうやって育てられましたし。

それなのに、今は毒親と呼ばれて孤立している。

みんなが、「上下関係」って変だよね、と気づき始めたのです!


本当は、上の地位にいる人だって苦しいんですよ。

下の人を管理してコントロールしないと自分の地位が危うい。

そのような意味では、上も下も、他人に支配されてるわけです。


上の親は、年をとっても下になるのをおそれて、

子どもに普通にお願いをすることすらできません。

怒鳴ったり、威張り散らしたり、お金を配ったり。

下の気分を味わいたくない。

それだけの理由で変なコミュニケーションをとって周囲に嫌われていきます。


2022年は、もうこの上下関係の連鎖、止めたいよね。

そんな人が増えていくと感じています。


・自分軸は人間関係が対等でないと機能しません。

・他人軸は人間関係が上下関係でないと機能しません。

(ちなみに数秘術は自分軸でないと機能しません)


子どもの虐待も不登校の問題も、根本は上下関係にあります。

親が上下関係だったり、そうでない親元に生まれたのに学校の先生が上下関係だったり。

子どもを一人の人間として尊重する。

今後はそれが当たり前になっていくでしょう。


上下関係じゃないと家族が解体すると心配する人がいます。

が、そんなことないです(笑)

対等だから、親子で真実の会話ができます。

親子の絆は深まります。

(※対等とは、豊かな感情のある一人の人間同士という意味です)


上下関係だと、上らしい会話、下らしい会話しかなく、本心は無視されます。

上の会話に入ろうものなら下は叱られます。

上が間違っても、下に対して謝ることはありません。

下は下の存在ですから。

本当の信頼関係は築けません。


上下関係の人生は、他人軸(下)→他人軸(上)になるだけ。

上下関係の時代は2022年でピークアウトへ。

そうなってほしいと心から願っています。