Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

山翠舎のブログ

11/9 古田土所長による講演会レポート

2017.11.13 10:48

第49期経営計画発表会の日に、税理士法人古田土会計の代表社員

古田土満様にいただき、講演会を開催しました!

テーマは「人を大切にする経営とお金の儲け方」。

とっても勉強になるお話だったので、講演内容レポートを掲載します。


税理士法人古田土会計 代表社員 古田土満。公認会計士・税理士。1952年生まれ。茨城県出身。

「新規開拓営業をしていないのに、口コミだけで毎年150件超えのお客様が増えている」という実績がある、日本一元気な会計事務所の代表。1,600社余りの中小企業の会計指導の実績をもつ。

 創業以来29期連続の増収を達成し、日本有数の有料会計事務所となっている。「中小企業経営に役立つ時こそ、会計事務所としての社会的使命」が持論で、抽象企業に対して利益の出し方、お金の残し方を中心とした財務コンサルティング業務を積極的に行っている。

 月次決算による会計指導と経営計画の作成指導は業界内でも有名で、多くの経営者から大絶賛を得ており、これまでの経営計画作成セミナーには、延べ5,000人以上が参加している。また、会計事務所向けにもこれまで1,000を超える技辻決算書、経営計画書作成セミナーを開催している。



【社員全員が共通で語る「何のために働くか」】


講演会のスタートは、古田所長の解説を聞きながらの古田土会計がテレビ番組に取り上げられた時の映像鑑賞。

朝から元気の出る挨拶、朝礼、会社から駅前にかけての想像以上に広範囲な掃除・環境整備などの独特な取り組みや、実際にサポートを受けて利益を上げていく中小企業の実例などが映し出されます。

「人は習慣によって行動するから習慣を変える必要があり、そのためには経営理念が必要。具体的には行動を変えないと習慣は変わらない。行動を変えるためには繰り返しの力である掃除と挨拶!」

そんな方針があるからこその日々の取り組みがあるそうです。

古田土所長から会場の社員へ「あなたは何のために働きますか?」という投げかけが。

こんな時、古田土会計では社員全員が『ビジョン』を言い、『経営理念』を自分の言葉で熱く語るように統一し、会社としての答えを話せるような社員教育が行われています。

『ビジョン』や『経営理念』を一目で確認できるのが経営計画書でもあり、

古田会計の社員の方々は「日本中の中小企業を元気にする」ために働き、

ひとつは「社員の幸せを追求し、人間性を高める。」

もうひとつは「お客様に喜ばれ、感謝される。」

そんな理念をもって社会へアプローチしていくことが、社員が誇りを持って働く指針になっていきます。

中小企業と大企業の差は、例えば社員の賞与の金額がが挙げられます。大学に通うにあたって奨学金を利用する学生も多いですが、中小企業が元気になることで、日本のそれぞれの家庭が潤っていくことにもつながるのです。

売り上げや技術ももちろん大事ですが、それは実際の仕事の中で周りの上司に指導してもらいながらつかんでいくもの。

「社員教育をするのは社員にプライドを持ってもらうため。それを経営者が教えることが大事だ」と古田土所長は語ります。

「何のために働くのか?」それは世の中のためになることをする、すなわち「使命・志」を全うすること。これが実践できると、自分の会社を好きになり働く誇りを持つことができるのです。


良い社風とは、人間性を高める社風。たとえばまずは「なぜ働くか?」を同じ言葉で言い続けることで、腑に落ちて実践できるようになっていきます。形から入り心に至る。その過程では、周りの人が元気になっていく!

拍手は何のためにするのか?相手のためにするのが本来の意味であり、相手に伝わるようにすることが大切です。無意識に拍手していると自然と顔が強ばってしまうということも。意識的に笑顔でする拍手は、相手に喜んでもらえる伝わる拍手になります。

笑顔での挨拶もまた、相手のためになります。

挨拶のポイントは、名前を呼び笑顔で丁寧に、を意識すること。せっかくの挨拶なので、握手をして相手を逃さない!丁寧な挨拶も、受け止めてもらえなければ意味がありません。

古田会計の特徴的な取り組みの一つは、初任給での親孝行。

これは、親のことを考えて渡すものを考え、それを受け取ってくれる親の反応を見ることが大きな学びになるからだそう。自分の思いを込め真剣に考えた行動で感動してもらえる姿を見ると、自分自身も感動します。そのおもしろさが仕事にもあてはまるからこそ、「親孝行」を会社の決まりとして行っている。

そんな良い社風が、人間性を高めていくことにつながります。